◆ 気になった本 124
「絶滅危惧個人商店」
(井上理津子 筑摩書房 9784480818560)
何かを買う
その「買う」行為はなんだか嬉しいものだ
支払うお金と引き換えに 何かが自分のものになるから
手に入れた充足感というか満足感というか...
まぁ それは スーパーで買おうが ネットで注文して配達されようが
そう大きく変わらない
その「買物」で最もインチメントな関係があらわれるのが
個人商店での買物
「これ」を買ってくれる人を想像し仕入れ値付けし
「これ」の価値を認め 狙い通りの価格で買ってくれる人がやって来る
考えてみたら
これってスゴイことだね
そんなことを考えてしまいました
まぁ
難しいことは書いていなくて
東京で長く続いている個人商店のルポ
書き手さんの個人的な趣味がずいぶん入っているかな
これらのお店 何年か先もちゃんとあるような気がします
以前のように東京へお邪魔する機会が多ければ
訪ねって行ってしまったかも...
楽しく読ませていただきました はい