◆ 気になった本 194
「三体X 観想之宙」
(宝樹 早川書房 9784152101334)
思えば「脱水」に驚き
RPGのような世界観や人力集積回路に
その発想の柔軟さに唖然としたものだった
それが 巻数を重ねるごとに変容し
いつのまにか「三体」を受け入れていた
(の割には すっかり忘れていたけど!)
今回は
スピンオフと云うか
違う書き手さんによる「二次創作」
冒頭 読み進めるのが辛かったけど
第一部の中盤以降 ページを繰る手が止まらなくなった
ただ
腑に落ちることもなければ
納得感や達成感はないのは覚悟した方がいいかな
この巻だけ読んでも意味はないので
読むなら
是非
本編(三体I~Ⅲ)を読んでから
また
興味があれば この書き手さんの短編集
「時間の王」(早川書房 9784152100504)がオススメ!