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ハンターハンターという物語で、 ミトさんがゴンに教えた言葉。として登場する。 ああ、ゴンとキルアに出会ったころは子供だったわたしも とっくにミトさんの年齢を追い越しているんだろうなあ。 (だから、ミトおばさんとは呼びたくない。ゴンにとってのおばであっても)
「あなたの文章は、本当に良い」 ときどき、そんなふうに言っていただけることがある。それも、真顔で。 本当に、そう思ってくれているンだろうなあ。 ありがたい、と思うのに、そういうときだけ意識がひゅうっと抜ける。 いや、まさか、わたしが、 気づいたら、「いやいや、そんなことは…」と言いながら、自分のダメな部分をバーゲンセールのように語り出してしまう。 褒められるのは、昔からあんまり得意じゃない。 洋服とか、ハンカチとか、ネイルだったら「ね? かわいいっしょ?」なんて言えるのに
わたしは、一緒に住んでいる男を”恋人”と呼ぶことを嫌っている。 宇多田ヒカルだって、そう言っていた。