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youtubeで無理なく武術を学習できる時代になった。

私は空手数ヶ月、合気道数ヶ月でやめてしまいました。
何をするのもあまり続かなく、武術は特に日頃訓練を同じにする人たちの相性も大きいのかなと思います。

もちろん、武術をやっていらっしゃる人は皆さん良い人なんですが、自分は必要以上に相手の顔を窺ってしまう体質なので、疲れてしまい、途中から道場に行けなくなるということが頻発しておりました。

また指導を受ける時も、逸脱をしてしまうことが多く、「ここをこうしたらどうなるんだろうか」と自分の道をいくような、そういう気質も影響してまして、ともかくも長続きはしないのです。

しかしYoutubeの武術チャンネルは見ているだけで上達した気になる良いコンテンツです。最近の気づきをシェアさせてください。

脱力というのが大きなテーマなのですが、各流派で微妙に異なります。例えばジークンドーの石井東吾先生の脱力の説明で、よく手を持ち上げて腿を叩くことをやるのですが、「肘から落としてください」というアドバイスをされます。これは、脱力もあると思うのですが、微妙に落下の速度と肘を起点にしたテコの運動も作用しているのではないか、と自分としては思っています。

これは少しの力でも打撃力に転換する石井東吾先生のジークンドー的な考えを垣間見た思いがしました。

影武流の雨宮先生も似たように手を持ち上げて、モモに自分の手を脱力でぶつけることをやりますが、脱力をテーマにしていますが、実はちょっと違うんだと思います。

あくまでもYouTubeを見た限りですが、ジークンドーは地面から力を受けてそれを打撃力に転換していたりします。全身の連動を使って相手の急所に的確に素早く打撃を与えていくのがジークンドースタイルではないかと思いました。余談ですが、私も地面から力を受ける、ジークンドースタイルで1キロほど歩いてみたのですが、骨が軋み、途中で立てなくなりそうなほど、足が痛くなってしまいました。それくらいジークンドーの身体操作には負荷があるのかなと思いました。よく石井先生はお怪我をされていることもありますが、納得です。自分の全身の連動を使った衝撃を一点にして打撃を放つ際に、どうしてもその1点には非常に衝撃力が集中するので、そこも怪我の要因になるのではないかと思いました。ジークンドー習得にはしっかりとした部位鍛錬などが必要になるかもしれませんね。

それに対して影武流は自分の重さを相手に伝えるということを重きにおいているので、技のスピードはあまり重視してないものの、自分の重さを相手に伝えるという一点では成功しており、その衝撃力はびっくりする人が続出するというものになっているのではないかと思います。なぜそんな力が発揮できるかというと、姿勢も影響していると思います。丹田をちょっと上に持ってきて、背を伸ばすような姿勢をとってから、打撃を与えるとやはり上からの打撃力を伝える動作になり、かつ安定していないので、逃げ場を失った自分の重さが相手に伝わるかのような伝わり方をしているのではないかと思いました。少なくとも影武流の姿勢はどっしりと安定したものではなく、不安定で重心を上に持ってくることで打撃力を増しているのではないかと思いました。

そういうことを隙間時間で見ることができ、自分でもやってみて、日々の自分の生活に生かすということが、誰でもできるようになった時代になったということはすごいことだと思います。改めてYouTubeで武術を伝えてくださる先生方に感謝をお伝えしたいです。
ありがとうございます!

ここまでみてくださり、有難うございました!感謝です!



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