自家製だから、左右で取っ手が違う。
あえて言うなら「作り手兼使い手の民藝家」河井寬次郎さん。
京都の記念館は、
かつて寬次郎さんが築き、
活動され、
人々を招いていた空間です。
そのシンプルな精神はひしひしと感じつつも、
吹き抜けから登り窯まで、オタクの僕には見所が尽きません!
ここで落ち着くためには、浴衣やじんべえで床に座り、寝食の時間を過ごすのが一番でしょう(つまり、まずは慣れて、珍しさを消したい)。
時を含んだ床板をペタペタと歩き、階段箪笥の取っ手に手をかけると、、、
あ、左右で取っ手の形状が違う!!
ここまで、寬次郎さんの手触りが現れているとは。。。
(20210331)