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D級コーチライセンス取得までの道のり(導入編)

ライセンスを取ろうと決意するまで

D級コーチライセンス取得の経緯については前回のnoteをご覧ください

それまでは、コーチライセンスといえばプロのS級を筆頭に育成年代ごとに何段階かあって…程度の知識しかなく、必要資格や受講方法について、ましてや自分が取得することなど考えてもいませんでした。

9月中だったと思うのですが、ある書籍を読んでいるとコーチライセンスがいとも簡単に取れるかのような記述を発見しました。

気になって調べてみると、下位ライセンスであれば受講にあたって特別な資格はおろか競技経験ですら不要なことを知り、さらにサッカー未経験者が実際にD級ライセンスを取得した体験談などをいくつか発見しました。

つまり、私でもライセンスが取れるわけだ。

さらに少年サッカー関連の書籍をあさってみると、指導するにあたって「中途半端な競技経験はかえって邪魔」という記述が。
競技経験がないほうが、まっさらな状態で知識を吸収出来てかえって最新の指導ノウハウを身につけやすいということのようです。この事実が更に背中を押してくれました。

それまで考えもしなかったサッカーへのアプローチ方法。

D級ライセンスは主に少年サッカーの指導者を対象としたもの。
選手としてはついにかなわなかった、少年サッカーの現場に立てるチャンスが巡ってくるかもしれない。
二度と叶わぬと思っていた夢を、叶えるチャンスではないか。

※ライセンスがなくともコーチ業はできます。
 少年団のパパさんコーチと呼ばれる方の多くはそんな感じです。
 ただ、公式戦ではライセンス保持者のベンチ入りが求められます。

自分は競技経験も指導経験もないし、チームに所属している子供もいない。
そんな人間が指導者としてアプローチするには、まずはライセンスを取ったほうがいいと判断しました。

すぐには指導の場に立つことが叶わないとしても、これは取得する意義があるのではないか。
取得することによって、新しい景色、新しい進路が見えてくるのではないか。

それに、そもそも私には知り合いにライセンス持ちがいるんだった。 
※現在は失効しているみたいです

B級を持っていたAさんにさっそく相談してみました。

「俺、C級かD級のライセンス取ろうと思うんだけど…」

第一声が

「大変ですよ!」


極秘裏に進めるはずが…


えっ?大変なの?

体験談とかを見ると、実技が多少きついけど基本的に受講すれば全員合格みたいだし、B級と混同してるのかなあ…

などなど疑問点を残しながらも、なんだかんだ言いながら
受講の決意だけは次第に固くなっていきました。

Aさんがうちに遊びに来た時にも色々相談しましたが、
最終的にはチャレンジしてみるのはいいのではないか、という見解で一致しました(笑)


SNSでは取得してから発表するつもりでいたので、
Aさんと身内以外には誰にも言わずに進めるはずだったのですが…

とある用事で知人(サカヲタ&鉄子)にメールを送ったところ、返信に

「ふーんD級申し込むんだ」

…なぜバレた!?

よく見ると、添付で送ったスクショに堂々と

「D級申し込み」

カレンダーに登録した予定が画面に表示されていたのでした。


講習会を射止めるまで

まずはライセンス講習会の開催状況を確認しなければなりません。

コロナウイルスの影響か、東京都・神奈川県の協会ではなかなか実施予定が出てきません。
埼玉県では開催予定がありましたが、

遠いよ…

近所の開催予定を首を長くして待っていたら、ようやくやってまいりました。

川崎開催のお知らせが!

開催地は鷺沼駅前某所。これなら通いでも余裕です。
(あ、これを書いている時点で優勝しました。おめでとうございます)

申し込みは先着順ではありません。
「実際に指導している人優先」で事務局のほうで「選考」します。
それをもとに受講の可否の通知が送られてきます。

今回は開催地が川崎なので、さらに川崎市の指導者優先という条件が付いています。

久々の開催で、定員も少ないので競争率高そうですが、ダメもとで申し込みました。

…やっぱりダメでした。

が、捨てる神あれば拾う亀有。(神の中の人は一緒なんですけどね)

間髪入れずに、新横浜開催のお知らせが!
こちらは定員が倍近くあり、川崎との人口差を考えても確率高めになりそう。
自宅からも近いので、川崎は落選で結果オーライだったかも。

速攻で申し込みなおし、締め切り後数日たって…

ありがとうございます!!!

よく読むと、
「今回は定員を超える多くの方からご応募いただきましたので、講習会会場を変更し受講枠を拡大しました。

確かに、当日集まった人数ははじめの定員のなんと1.5倍!
その中で指導チームのない人は7名だけだったので、定員枠を拡大しなければ間違いなく落選していました。

そこまでして受講の機会を与えてくださった神奈川県協会の神対応には本当に頭が下がる思いです。


もういくつ寝ると

ではなくて(笑)

※瓦斯さん本当にお正月に試合をすることになりましたね(ルヴァンカップ決勝)

いざ受講が決定すると、どなたかが「遠足待ちの心境」とおっしゃっていましたが、まさにその通り。
と同時に、心配性の私は本当に無事受講できるかどうかが心配になってきました。

風邪をひいたりしないだろうか?
コロナにかかったりしないだろうか?
・そのコロナの拡大で講習会自体が中止になったりしないだろうか?
・季節外れの台風が関東地方を直撃したりしないだろうか?
(開催地が水につかってカリオストロの城の遺跡みたいになってしまう)
・突然の大地震に見舞われたりしないだろうか?
・前日の血液透析で足がつったりしないだろうか?(実技に差し支える)
・・・・・・・・

特に第3波と呼ばれるほどのコロナ感染者数の増大には本当にハラハラさせられました…

結果的に新横浜開催は無事行われましたが、12月には横須賀(追浜)でも開催されるようです。(締切済)
そちらも無事開催されることを願ってやみません。

講習に先駆けての予習を兼ねて、サッカー関連の本を読み漁ったのはもちろん、Twitterでも、意識的に指導者関連の方をフォローするようになりました。

勘のいい方は、最近の半顔は妙に育成関連の話題に嘴を突っ込んでいるなとお気づきになったはずです。

もちろんこうした取り組みは、ライセンスを取得した後も続けていきます。


さて、いよいよ受講本番の話ですが、

今回はここまで!

座学天国、実技は地獄
早くこいこい受講証
アメリカ横…もとい横浜開催講習会でお会いしましょう!

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