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【学級経営】「安心できる学級」をつくりだす3つのポイントとは。

子どもたち主体の学級が大好きなJUNです。

新学期スタートを目前にひかえ、僕自信も「こんなクラスになったらいいなぁ。」というイメージをかためている今日この頃。

先生方にも個性があるように「学級経営」にも個性があると思いますので、「そんな考え方もあるよね~」という視点で読んでもらえたらと思います。

▼「安心できる学級」をつくりだす3つのポイントとは。

小学校の「学級」とはいえ、35人の「集団」です。もちろん、その集団は、「組織」として運営されていかなければなりません。

急に堅苦しい始まりとなりましたが、何を言いたいのかというと、これからご紹介する3つのポイントは、「組織づくり」の名著である「#マネジャーの最も大切な仕事」を学校バージョンにしましたよ!ということ。

個人的な見解ではなく、本の中で紹介されていた「仕事がうまくいくようになる7つのポイント」を勝手に3つに凝縮して「学校バージョン」にしてみたものです。

気になるその3つのポイントとは。

①明確な目標
②主体性
③ふり返り

です!!

それぞれについて、ざっくりと解説していきます。もし、詳しく知りたい人は、こちらをご一読ください。

①明確な目標

これまでのnoteで、「目標」の大切さを「これでもか!」と書いてきましたので、「またか。」と思われる方もいらっしゃると思いますが、やはり、何を始めるにも「ゴール地点」を示すことは、大切です。

やはり、方向性を示さないとやみくもに進むことになってしまいますからね。

「子ども主体の学級づくり」を目指していたとしても、

「先生は、こんなクラスになってほしいんだ!」

ということは、明確に宣言する必要はあります!

「子ども主体」だからといって、「何でもかんでも子どもに決めてもらう」ということではありませんからね。

教師はある意味「学級のリーダー的存在」ですから、みんながどっちへ進むべきなのかを示し、その道から大きく逸れていないかを見定めていかなければなりません。

②子どもの「主体性」

さて、「明確な目標」を定めたら、その「目標」を達成するために「行動」しなければなりません。

しかし、子どもに「行動しなさい!」と叱咤激励したとしても、子どもの「主体性」を伸ばすことは難しいかもしれません。

そこに、教師の手腕である「学級経営」がかかわってきます。

ざっくり書くと、

「『行動』してもらうのであれば、『安心感』が大事。」

ということが確認されています。

これは、子どもとか大人とか関係ありません。

例えば、あなたが会議の中で「昨年の方法を変えて、新しいチャレンジをしましょう!」と提案したとしましょう。

すると、上司を含めた同僚が、ぼこぼこに否定してきたらどうですか?

きっと、鋼のメンタルをもっている人でない限り、

「ちぇっ、なんだよ。次からは、提案するのやめとこ。」

となりますよね。

何が言いたいのかというと、

「『主体性』を発揮してもらうには、『どんな意見でも受け止めてくれる』という雰囲気をもった集団づくり。」

が、必要不可欠なのです。

ぜひとも、「斬新なアイデアをおもしろがって受け入れることができる集団づくり」を心がけ、子どもの「主体性」を引き出してくださいね。

③ふり返り

いよいよ、最後のポイントである「ふり返り」です。

やはり「目標」を設定して「行動」したのであれば、

「目標に対してどこまで近づけたのか。」

ということは、ふり返る必要があります。

そのときに意識すべきことは、先ほども触れたのですが、

「成果だけでなく、課題を提示し、前向きに解決しようとする態度」

に価値をおくべきなのです。

大人の話し合いでも「成果」は言いやすく、「課題」は言いにくいという”あるある”がありますよね。

しかし、大人のあなたであればご存じのように、「成果よりも課題の方が、有益な情報である。」ということは、言わずもがなでしょう。

特に、「次につなげる」という意味合いでは、「課題を明確にして解決方法を話し合う」という過程は、欠かせません。

しかし、「安心できる集団」でないと、なかなか「課題」について言及し、主体的に解決へ向かうという取り組みは難しいでしょう。

「集団としての成長」をねらうためにも、ぜひ、「目標」、「主体性」のハードルを乗り越え、「ふり返り」を充実させてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「学級経営を充実させる3つのポイント」をまとめました。

もちろん、自分自身へのエールを込めて書いております。

サークル内で情報共有できるような「結果」を残せるよう、日々精進してまいりますので、温かく見守っていてくださいね。


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