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【成功法則】最後は、「自分を信じること」で決まるという話。
「弱気」に見られないJUNです。
実は、心配性の小心者。しかし、周囲にそのようなイメージで見られていないということは、ある意味僕の作戦勝ちでしょう。
#何の勝負 ?
本日は、そんな話題。
普段、学校で授業をしていると、子どもたちは、「ナルシスト」という言葉に敏感だなぁと感じます。
もちろん、真の「ナルシスト」であれば、「かかわらない方がよい性格」としても知られていますが、子どもたちが話題とする「ナルシスト行動」は、
・自分の得意なことを「得意」と言う。
・「自分のことが好き」って言う。
・特別な役割に率先して立候補する。
このような「行動」を指しているときがあります。
ここは、大人として、一言もの申さなくてはなりません。
そう、このような行動を「レベル」で表すのであれば、「ナルシスト」レベルは「0」。
漢字一文字で表すのであれば、「無」でしょう。
全く、「真・ナルシスト界」では、箸にも棒にもかからないのです。
むしろ、もっとたくさんの子どもたちにこれくらいの「自信」をアピールしてほしいと思っております!
#個人的な見解
では、「『自信』をもつことでどんないいことがあるのか?」について書いて行きますね。
▼「結果」を分けるのは、「自信」である
結論から述べておくと、
「『自信』をもつことで、自分の理想に近づくことができる。」
ということは、前提として覚えておきましょう。
ここで、注意すべきは、「自信」にも2種類あるということ。
「根拠のある自信」と、「根拠のない自信」は分けて考えましょう。
例を示すのであれば、
「漢字練習をこつこつ頑張ってきたから、今日のテストは、きっと大丈夫!」
というのが、「根拠のある自信」であり、
「漢字練習は、全くやらなかったけど、何となくできそうな気がする。」
というのが、「根拠のない自信」です。
言うまでもなく、「自信をもつ」ということは、「根拠となる行動」を積み重ねているところから生まれてくるのです。
ある研究によれば、
「『自信』をもっている方が生産性が伸び、より困難な課題に挑戦しようとする。そのような姿勢が、チャンスをつかむことにつながる!」
ということが分かっています。
結局、着地点は、「『成功』への道のりは、気持ちの問題が大きい」ということでしょう。
「自信」があるからこそ、困難な課題に直面した時に、「臆さずに進むことができる」のであり、ここで「前に進む」を選択したからこそ、結果として「成功につながる」というしくみになっているのです。
▼「自信」を失うことの怖さとは
おまけで、「自信を失ったとき」の危うさも書いておきます。
ここで引き合いに出されるのは、チェスの世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフさん。
1997年のこと、カスパロフさんは、人類代表としてIBMのコンピューターである「ディープ・ブルー」と対戦しました。
実は、前年にも同じ対戦が行われており、そのときは、カスパロフさんが6戦5勝という圧倒的な勝利を収めたのです。
今回もカスパロフさんの圧勝だと信じられていたのですが、勝負は、予想外の方向へ進んでいきました。
優勢とみられていたカスパロフさんに暗雲立ち込めたのは、第1ゲームの4手目というめちゃくちゃ序盤。
そのきっかけとなったのは、
「ディープ・ブルーの理解できない行動。」
でした。ルークを「D5からD1に動かす」という手を打ったところで、カスパロフさんの手が止まってしまったのです。
#チェスについては素人
#分からないながら説明しております
みなさんもご存じの通り、チェスや将棋、囲碁というのは「頭脳戦」。何十手先もシュミレーションをして、自分が有利になるようゲームを運んでいくのです。
もちろん、カスパロフさんはチェスのチャンピオン。「ディープ・ブルー」のこの不可解な一手の理由を考えに考えたのですが、まったく理解ができない。
そのうちに、カスパロフさんの心の中には、ある疑念が生まれてきました。それは、
「私の頭では理解できないレベルのことなのかもしれない・・・。」
というもの。
「ディープ・ブルー」の一手は、カスパロフさんの「自信」を、少しずつずつむしばんでいきました。
それでも、さすがチャンピオン。
動揺したものの確実に第1戦を勝利で飾ったのです。
しかし、同じような動揺は、第2戦でも起こりました。明らかな「ミス」と思われるような手を「ディープ・ブルー」が打ってきたのです。
あまりにも「訳の分からない動かし方」に動揺を隠せないカスパロフさんは、「引き分け」に持ち込める可能性を捨て、敗北を認めました。
メンタルがぐらぐらに削られた結果、第3,4,5戦共に引き分けたのですが、第6戦では、カスパロフさんらしからぬ「ミス」をしてしまい敗北。
そして、チェスにおいて「人類をコンピューターが超える」という結果がもたらされたのです。
ここで、気になるのは、「ディープ・ブルーの不可解な手は、何だったのか?」ということですよね。
調べてみた結果が衝撃でした。なんと、
「単なるエラーによる誤作動。」
だったのです!!
そう、カスパロフさんは、単純に深読みをしすぎたのです。そして、自分を追い込みすぎた結果、自信を喪失して、「ミス」をおかしてしまった。
やはり、「自分を信じきる」ということは難しいものなのです。
▼まとめ
本記事では、「自分を信じることが『成功』への道」という内容をまとめました。
ぜひとも、自分のよさを素直に認めることの大切さ」を子どもさんに伝えてあげてくださいね。
きっと、自分の「実力」を存分に発揮できるはずです!!
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