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「知識」があることの「メリット」とは。

役立つ「知識」は覚えられないのに、「豆知識」だけはすっと入ってくるJUNです。

大学時代、友達から「JUNってさ、いらないことばっかり覚えているよね。」と言われ、軽く傷ついた経験もあります。

本日は、そんな大学時代の僕をちょっとだけ救ってあげる話。

先日、こんな記事を書きました。

ざっくり説明すると、

「『知識』とは丸暗記のためじゃなくて、その裏側になる『知識の背景』までインプットすることが大切だよ。」

という内容でございます。

本記事では、さらに「知識があることのメリット」を書いていきますので、「検索すりゃいいじゃん。」と斜に構えているお子様に、がつんとお見舞いしてあげてくださいね。

▼「知識」があることの「メリット」とは。

最初に結論から。

「知識」があることで有利になることとは、

「情報を思い出しやすくなること。」

なのです!!

例えば、いくら「知識」をインプットしたとしても、大切なのは「必要なときに引き出して表現すること」ですよね。

肝心なときに「う~ん。忘れた!」というのは、「知識」としては定着していないことになります。

そんな残念なことにならないためにも、多くの「知識」をインプットすることが大切なのです。

ここでおもしろ実験を1つ。

参加者になじみのない「ブロードウェイ・ミュージカル」について学んでもらった実験をご紹介します。
#教師の勝算

実験参加者を2つのグループに分け、一方は「ミュージカル」について”がっつり”と、もう一方は”あっさり”と学んでもらったのです。

その後、同じテーマに関してある文章を読んでもらいました。

その結果は、ご想像の通り。

「”がっつり”学んだグループの方が、”あっさり”学んだグループよりも、新しい情報をより速く、簡単に学ぶことができる。」

ということが分かったのです。

その理由は、もはや説明するまでもありませんが、

「そのテーマについて知識が豊富なほど、新しい情報もより効率的にインプットすることができる。」

からなのです。

きっと、あなたも経験があるはず。

小学校でもいたるところで事例を見ることができます。

例えば「体育」の授業。

体育で「野球」に挑戦するときなど、僕から子どもたちへ向けて「ルール」や「作戦」、「技能に関すること」を説明すると、やはり、

「野球をやっている子ども程、理解するのが速い。」

ことは、もはや自明の理。

逆に、「野球なんてスポーツ初めて知りました!」というお子さんに同じ説明をしたとしても、なかなか伝わりずらい。

この差こそ、

「もとからインプットされている『知識』の差。」

に他ならないのです。

何もスポーツだけではありません。

「社会」では、「米作り」について学習しているのですが、

「実際に田植えをやったことがある経験者と、田んぼ?お初です!の未経験者では、授業中に提供された『知識』の習得度には差がでるのです。」

そして、さらに大きな差は、

「必要なときに思い出すことができるか。」

ということにもかかわってくる。

やはり、

「広範囲な知識があるほど、新しい情報を結びつけやすく、いざというときに取り出されやすい。」

と言えるのです。

ぜひとも、「検索すりゃいいんでしょ。」というスタンスではなく、「とにかく興味をもって調べてみる」という姿勢でいることが、後々大きな知識の塊となって学習の楽しさを見いだすことにつながるのです!!

▼まとめ。

本記事では、「無駄な知識なんてない!」という内容をまとめ、過去の自分を正当化してみました。

冗談はさておき、やはり子どもの頃から「様々な事柄に興味・関心をもち、積極的に体験してみる」という態度は大切なのです。

ぜひとも、そんな子どもさんのモチベーションを応援してあげてくださいね!!



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