【子ども×時間】ぼくらは退屈に耐えられないどころじゃない。
先日、こんな記事を書きました。
自分で書いたもんですから、「ぼ~っとする時間を大切にしよっと。」と思い、意識的に「ぼ~っとしよう」と心がける。
そんな努力に、違和感を感じたJUNです。
とにかくぼくらには「時間」がない。
ぼくらというのは、子育て中のパパ・ママを指しています。
自分の時間を子どもと共有しているから当然ですよね。
そんなことを考えたとき、ず~っと昔に読んだベーシックインカムの本が思い浮かびました。
#お金のために働く必要がなくなったら何をしますか?の著者であるエノ・シュミットさんは、幼稚園に送って行った子どもが「行かないで~」と泣き叫ぶ姿を見て、「何でこうまでして働いているんだろう?」と疑問を抱き、ベーシックインカムを推奨していくという件があったようななかったような。
#きっとあった
#THE適当
この記述に心を動かされたのは、ぼくも同じような心境になったことがあるからで、ベーシックインカムが整備されて「働きたい人が働く」という社会ができてもおもしろいなぁと思うのです。
例えば、そんな夢物語が実現したりして「ぼくは働くのかなぁ。」と考えて情報収集した中で、こんなおもしろい情報と出会ったのでシェアしておきます。
▼人生において「仕事」は大切だけれど、「退屈」は危ない。
最近、FIREなる生き方が巷をにぎわせていますよね。
乱暴にいえば、「働かなくても生活費がまかなえるシステムを構築し、好きなことを好きなだけして生きる」的な。
おもしろいのが、早々にFIREを達成し、「働かなくても生きていけるよ宣言」をしたのにもかかわらず、「働くを選択する人」がたくさんいること。
このような現実を考えたとき、ぼくたちの「働く」という活動は、「お金」以上の価値があるのだなぁと感じます。
しかし、多くの人が月曜日になると「仕事行きたくないなぁ。」と思ったり、金曜日になると「明日から休みだ。ひゃっほぅー!」となる心理もきれいに矛盾していておもしろいと思うのです。
#もちろん個人の見解です
ということは、「働きなさい!」と言われている状態は、「仕事悪」であり、「働かなくてもいいよ。」と言われてもやり続ける仕事は、ある意味「娯楽」なのかもしれません。
マクギル大学教授のエラン・ショアさんによれば、
というのです。
#残酷すぎる成功法則
「だったら、是が非でも仕事をしていた方がいいのか?と言えばそうでもない。2010年のギャロップ調査によれば、
ということが分かっています。
やはり、人生において「仕事」は重要な意味をもっているのだけれど、「どんな仕事でもいい」訳ではなさそう。
スウェーデンが行った調査からは、「単調な仕事が心筋梗塞の発症リスクを高める」ということも示唆されました。
このような結果を見ていくと、ぼくたち大人が子どもたちに人生の先輩としてアドバイスすることも慎重にならざるを得ません。
当然、単調な仕事は人間の手から離れていくことが予想されます。
従来の仕事が減少し、新しい仕事が生まれるであろう現代において、「あなたの価値観を活かせる仕事に就いた方がいいよ!」というのは、むずかしいけれど、子どもさんにとって大切なアドバイスだと思うのです。
まだまだ子どもたちの中には、「働く=我慢して続ける」ような価値観があふれています。だからこそ、なりたい職業ランキングでは、YouTuberやスポーツ選手のような”きらきら”して”楽しそう”な仕事が人気なのです。
しかし、そんなに目立つ仕事だらけで社会が回っているわけではありません。ぼくたち人間が一人ひとり違うように、「仕事」に対する価値観も、得られる達成感も一人ひとり違うのです。
そんなところこを意識しつつ、子どもの活躍を夢見ようではありませんか。
▼まとめ。
本記事では、「こんな世の中なんだから、自分を生かせる職業に就こうぜ!」という内容をまとめました。
「仕事をしたくない」と願う子どもたちも少なくありません。しかし、そこから得られる「退屈」は、思っているような素晴らしいものではないかもしれません。
ぜひとも、「働く」ということに夢を見られるような大人として、ぼくたちも輝き続けましょう。
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