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孤独を強みに!!~「孤独」を感じやすい人が秘めた5つの可能性~

孤独感というのは、一人ぼっちという状況だから感じるとは限りません。

どれだけたくさんの人に囲まれたとしていても、客観的に見て仲が良さそうに見えたとしても孤独感を感じることもあるのです。

過去記事では、そんな孤独感を10タイプとして紹介しました。

本記事では、再び孤独を取り扱い、「孤独感を感じやすいパーソナリティの人だからこそ発揮できる能力があるよ!」という内容を書いていきます。

もしかしたら、孤独感を感じやすい人は、そんな自分に対してしばしばネガティブに捉えてしまうかもしれません。

しかし、孤独感を感じることはネガティブだけではありません。

むしろ、意識的に孤独を取り入れた方が良い場合さえあるのです。

そんな優れた能力を能力を紹介します。


▼「孤独」を感じやすい人が秘めた5つの可能性

それでは、孤独を感じやすい人との可能性を見ていきましょう。

①深い思考力

孤独な時間を過ごすことで、物事を深く考察する能力が発達することがあります。

一人でいる時間の確保が、高い集中力につながり、様々な角度から物事を見つめ、深い洞察を得る結果につながるのです。

歴史的に見ても、大発見をした偉人が意識的に「孤独な時間」を選択していたなんて事実もありますからね。

孤独な時間を確保する選択により、複雑な問題の解決や創造的な発想につながります。

組織としての役割を考えると、がんがん実行していく人よりは、「一歩引いて全体を見つつ、活動の本質に気付く人」になるでしょう。

パーソナリティから考えると自分から積極的にアイデアを出すような性格ではないかもしれません。

しかし、本質を見逃さないといった能力を発揮してもらうためには、「話しやすい雰囲気づくり」や「発言を促す文化」が手立てとなるかもしれませんね。

②創造性

孤独な時間を選択することで、独創的なアイデアを生み出す能力が高まることがは広く知られているでしょう。

外部からの影響が少ない環境で、自由に想像力を働かせることができるため、芸術や科学の分野で革新的な成果を上げる可能性があります。

少し偏った解釈ですが、「人と違った成果を残す人が、多くの人と同じ価値観をもっているとは考えにくい」ですよね。

むしろ、「あの人、変わっているよね」と周囲から認知されているような感覚をもっているからこそ、みんなと違った成果を残せる訳で。

特に創造力勝負の分野は「みんなと同じ」ではなく、「みんなと違う」という孤独感を感じやすいパーソナリティの世界なのです。

③自己理解

孤独を感じやすいというパーソナリティの人は、それだけ内省の時間も多くなるでしょう。

内省というのは、自分自身について考えることを言います。

内省の時間が多くなるということは、自分への理解が深まりやすいとも言えます。

自己の感情、思考パターン、長所短所などを客観的に分析する機会が多くなることで、自己理解が深まり、個人の成長や人生の選択において重要な役割を果たします。

また、「自己管理能力の高さ」も孤独を感じやすい人の強みです。

他者に依存せずに自分の生活や感情をコントロールする能力が高まるでしょう。

この自己管理能力は、ストレス管理や時間管理、目標達成において重要な役割を果たします。

また、困難な状況下でも冷静さを保つ力にもつながります。

ただ、注意すべきことは、偏った内省や度を越えた自己管理。

やりすぎは、メンタルに悪影響を与える場合があるということ。

自分自身を見つめ直し、管理することは大切なのですが、

「だから自分はだめなんだ。」
「なんで自分には能力がないんだろう。」
「またできなかった。」

というように、「自分を責めるような方法はデメリット」になります。

もちろん、自分の好き・嫌い、得意・不得意に気づき、人生のおける選択の質を上げることに生かすのは必要なのですが、ネガティブな部分に焦点化して自分を責めることは止めましょう。

④共感力

自身の感情を深く理解することで、他者の感情も敏感に察知できる能力が発達することがあります。

孤独を経験することで、他者の孤独や苦しみにも敏感になり、深い共感を示すことができるでしょう。

「辛い経験が成長につながる」ことも知られていますよね。

自分の経験から目を逸らさないことが孤独を感じやすい人の特徴の一つですからね。

そんな能力は、自分だけでなく他者に対しても共感力として提供されるのです。

ただ、共感力にもメリット・デメリットがあります。

共感力が高すぎると、自分を抑えることにもつながりますからね。

あくまでも、「自分らしさ」の中で共感力を使いこなすことを意識してくださいね。

⑤観察力

孤独を感じやすい人は、自分だけでなく、周囲の状況や人々の行動をよく観察する傾向があります。

だからこそ、細かな変化に気づきやすいのですよね。

この鋭い観察力は、人間関係や社会の動きを理解する上で大きな利点となるでしょう。

また、観察力の高さは芸術や科学の分野でも役立ちます。

細部への注目が、多くの人とは違った重要な発見につながるのです。

▼まとめ

本記事では、「孤独を感じやすい人の可能性」を取り上げました。

これらの能力は、孤独感を感じやすい人が持つ潜在的な強みです。

孤独感を感じやすい人にとって、自分の特性を「弱み」ではなく「強み」として捉え直すことが重要です。

自分の持つこれらの能力を認識し、肯定的に活用していくことで、自分らしく活躍することができるのです。

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