見出し画像

「安定思考」が故、失ってしまうものとは。

あれほど「安定思考」だった僕が、子どもたちと共に「コーヒー屋さん」なんて始めたことに、自分が一番驚いているJUNです。
#波風立たない人生を望んでいた日々

人間は、「きっかけ」さえあれば、いつからでも変われるということ。

ある意味、子どもの「居場所」を作りながら、自分の「居場所」も作っているのかもな・・・と思う今日この頃。

きっと、「安定思考」を貫いていたら、今の自分は存在しないでしょう。

本日は、「安定思考」の話題。

もちろん、「安定思考」のよしあしをどうこう言う記事ではありません。

人間は、それぞれ考え方が違って当然ですからね。

しかし、子どもにかかわる大人であれば話は別。

大人側が「安定思考」な故、「なんで?」となってしまうパターンは往々にしてあり得るのです。

そんな、「子ども理解」につながる真面目な記事を書いてみましたので、ぜひとも読んでみてくださいね。
#いつも真面目

▼「安定思考」が故、失ってしうものとは。

さて、「安定思考」な人が失ってしまうもの。あなたは、想像がつくでしょうか?

例えば、ある学級。

「なかなかこだわりが強く、切り替えが遅い。いっつも話を聴いているかどうか分からないんだけど、めっちゃ集中して素晴らしい作品を残す子ども。」

に、出会ったことありません?

はたから見ていると「興味深い子だなぁ。」なんて悠長なことを言っていられるのですが、実際に「担任」となると話は別。

「学級集団」を意識すればするほど、その子の取り組み方には自然と目が向いてしまいます。

しかし、一呼吸おいて考えてみてください。

確かにその子は、「集団」においてはみ出しがちかもしれませんが、明らかに「個として光った実力」をもっている。

なんとかして、そっちの方向を伸ばしていく方が得策なのではないかと思うのです。

ここまでくると、「安定思考」の人が失いがちなものが少しずつ見えてきたのではないでしょうか?

そう、

「ルールを守ることや細かい仕事をやり遂げることが苦手な人ほど、創造性に優れ、問題解決能力が高い。」

という特徴があるのです。
#ネガティブな感情が成功を呼ぶ

しかし、大人がやりがちなのは、

「規範を守りながら、創造性を要求する。」

みたいな矛盾にまみれたこと。

そもそも、

「最初からルールを守る意識が薄いからこそ、革新的なアイデアを思いつく。」

のですから、学級のはみ出し者こそ、素晴らしいアイデアを握っていると考えなくてはならないのです。

ここで、おもしろい研究を記しておきます。

「ある会社の社員に『創造性は大事か?』という質問をしたとこと95%の人が『イエス』と答えた。しかし、別の方法で『無意識の言葉の連想』を調べたところ、『安定思考』の人は、『創造性』を『苦痛』と結び付けた。」

ということが分かったのです。

ざっくりまとめると、

「『安定思考』の人は、『創造性』がもたらす『不安定な状況』に対して『苦痛』を感じる傾向にある。」

ということでしょう。

もちろん、「創造性」は「リスク」とも結びつくので、「安定思考」の方が間違いなく「堅実な人生を歩む可能性が高い」でしょう。

何が言いたいのかと言うと、

「安定か、創造性かの2択ではなく、それぞれによさがあるからこそ、学級の中では、その『よさ』を認めた上で集団作りをする必要があるよ!」

ということです。

素晴らしい才能の芽を「規範意識」のような大人の事情で摘まないようにしようではありませんか!

▼まとめ。

本記事では、「組織の中ではみ出し者だからこそ、優れた能力を発揮する居場所がある!」という内容をまとめました。

だからこそ、小学校でも「授業の選択制」を取り入れたらどうかと思うのです。

もちろん、これは「夢」の話。

「人材」も「コスト」も抜きにした単なる「理想」でございます。

いつかそんな「学校」ができるといいなぁという願いをもちつつ、自分は自分が変えられる範囲でこつこつやろうと誓ったのでありました。


▼「GLSサポーター」として一緒に活動しましょう!

僕たちの「GLS」は、皆様からの「サポート」で運営されています。

例えば、「子育て」や「教育」に興味・関心のある方は、「サークル参加」なんてのはいかがでしょう。

もちろん、週1回投稿される「GLSの活動記録」を読みつつ、「GLSが成長していく様子」を読んでいただけるだけでも構いません!!

さらに、「マガジン購読」でも子どもたちの活動を「サポート」することができます。

毎日、情報をシェアする中で、「おっ、これは、ちょっと賛否を呼びそうだ!」とか、「これは、ちょっと僕のバイアス強めだぞ!」という偏った内容を発信しております!

月1ではなく、思い立ったときに、ちょこちょこ書いておりますので、マニアックな情報をあたたかく受け入れてくれる方は、こちらをどうぞ。

ぜひとも、「子どもたちの未来への投資」をよろしくお願いします!!





いいなと思ったら応援しよう!

JUN🧩1年後の自分の「居場所」をつくる情報発信中!
いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!