なぜ、誤った情報を「真実」と思い込むのか
平均寿命まで生きさせてもらえるとしたら、折り返し地点を過ぎた今日この頃。
新人から中堅になり、あっという間にベテランとなってしまいました。
一様に「ベテラン」といえども、その役割はそれぞれの仕事で少しずつ違ってくるでしょう。
数年前のぼくは、「自分の経験を惜しみなく伝授しよう!」なんて調子にのり、過去の代表授業をひっぱり出していいとこ取りをして、「授業とは!」なんて研修会をひらいてしまっていたのです。
めちゃくちゃ気合いを入れて準備した研修会だったのですが、いざ発表を始めてふとよぎったのです。
「あれ、今、めっちゃダサくない?」
という思考に。
それ以来、自分の信じているものが少しずつ「違うんじゃないか…」と思い始め、さらなるパンデミックによる教育界の変化。
もはや、自分自身の経験値なんてのは、単なる老害の小言でしかなく、今の子どもたちにフィットする授業というのは、やはり若者の中から生まれてくるのだろうなぁと思っています。
このように、ぼくはぼく自信を見つめ直すことで楽天家の仲間に入ることなく、むしろ毎日苦しんでいます。
しかし、こうやってアウトプットする習慣がつき、自分自身の授業観もアップデートできていることは、多少なり子どもたちのために還元できているのではと思うのですが。
そんな個人的な事情はよしとして、本記事で話題としていきたいのは、
「どうして人間は間違ったことを頑なに信じてしまうのか」
というちょっと怖い内容。
むしろ、
「間違った情報を信じ込ませるには、どうしたらよいか?」
と言った方が正しいかもしれません。
勇気がある方、絶対にだまされたくない方は、ぜひとも、続きを読んでみてくださいね。
▼誤った情報を信じさせる方法
自分で書いておきながら何とも物騒なテーマだなと思うのですが、安心してください。
みなさんが、だまされることはありません。
なんといっても、そのカラクリをここに書き記しておくのですから。
むしろ、早々にネタバレすると、
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