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【子育て】子どもに教えてあげたい「退屈」の話。

せっかちで、面倒くさがりなJUNです!

この世で一番嫌いな作業は、間違いなく「チェック」する行程! とにかくアウトプットし続けたい性格なのですよね。「あぁ、だから文字の間違いが多いのね。」とかなりの納得間を得られたところで次の話題へ。

さぁ、本日の話題です。

様々な性格の子どもさんがいますが、その中に「暇こそ最高!」と主張してくる子いませんか? いますよね? 余談ですが、委員会活動を選ぶとき「どの委員会が一番楽かなぁ。」なんて堂々とつぶやきながら選択しようとする強者さえいます。

思い起こせば、僕も人のことを言えるような立場ではありません。「なるべく楽したい。」なんてついつい甘えてしまうこともあります。

しかし、「楽」とか「暇」な状態というのは、子どもたちが想像しているほど良いことばかりではありません。そんな内容をまとめてみましたので、ぜひとも機会があれば、子どもさんに話をしてあげてくださいね!


▼「退屈」がもたらす「苦痛」

早速、おもしろい実験を1つ。

「大学生に、20分間ただただ座っていてください。」

とお願いをしました。

「なんと楽な課題!!」だとお思いでしょう。しかし、2つだけ条件がありました。

①被験者は、電気ショック装置とつながれている。
②被験者は、事前に1回、電気ショックを受ける。

「おいおい、大分雲行きが変わってきたぞ。」という感じですね。

ただ、安心してください。電気ショックは普通に痛いです。しかし、大丈夫。自分で操作しない限り電気ショックをくらうことはないのですから。

しかししかし、実験は予期しない方向へ進んでいきます。なんと、

「男性の3分の2、女性の3分の1の被験者が自ら電気ショックを受けた。」

という結果になったのです。

「何を血迷って!」と僕も思いました。なんと「20分間のうちに190回も電気ショックを発動した。」というチャレンジャーもいたというのですから、何と表現したら良いか言葉に困ります。

ここから学ぶべきことは、

「人間は、少しの退屈にも耐えられない。」

ということなのです!

日々の生活では、面倒に感じたりストレスを受けたりすることがあるでしょう。しかし、だからこそ、

「毎日の生活に張り合いがある!」

のです!

全てのものを捨て去り、「無ストレス状態」になっても、それが幸せと直結するかと言えばそんなに単純ではないのです。

そんな現実を受け止めつつ、山あり谷ありを楽しもうとするメンタルが重要だとも言えますね!

▼子どもと考えたいこと

ここまで「暇」の大切さを書いてきました。これは、「家庭」だけでなく、「学校」にも言えることです。

学校では課題に対して個々で取り組むことが多々あります。もちろん取り組むスピードも様々であることは言うまでもありません。ここで注意しないといけないのは、課題が終わった子どもに対する支援です。

「みんなが終わるまで静かに待っていて。」

なんていう先生の指示は、みすみすトラブルの引き金に手をかけるようなもの。だって、大学生でさえ自らに電気ショックを与えるのですから。

大人になれば、隙間時間の使い方は自然と覚えるでしょう。しかし、子どもたちは「ちょっとした時間の充実した過ごし方。」なんて考えていない場合が多いです。だからこそ、大人側から教えてあげるとよいでしょう。

僕のおすすめは何といっても「読書」ですが、「問題集を進める。」とか、「絵を描く。」なんていう時間もやる気のある子どもにとっては至福の時間になるでしょう。

なかなか「これっ!」と決めるためには時間がかかるかもしれませんが、「ただ、やみくもに待つ。」よりは充実した時間の使い方を早いうちに見つけたいものです!

▼まとめ

本記事では、「『暇』時間を、有効活用しよう!」という内容をまとめました。

これは、生涯に渡って役立つ時間の使い方です。

大人になると「無限」だと思っていた時間の有難みを感じることがあるでしょう。そんな悟りを開いたときに普段から「暇」を有効活用する習慣があることで人生の充実につながるかもしれないのですから!

まずは親御さんが「人生」という有限の時間を楽しみ、子どもさんに有益な時間術のお手本を示してあげましょう!!

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