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「キャリア資本」の育て方。

あれほど練習していたピアノを一切弾かなくなったJUNです。

これが、いわゆる3か月坊主。
#長めの坊主

それはそうと、先日、こんな記事を書きました。

「コミュニティー」の中で、「ところで、きみは、何ができるんだい?」という「キャリア資本を問われるよ!」という内容です。

言うまでもなく、僕はずっと「教育畑」を耕してきました。途中、「ピアノ畑」を耕し始めましたが、すっかり鍬を投げ捨て、畑は放置状態となっております。

何が言いたいのかというと、

「自分のキャリア資本とできる可能性のあるものは、身の回りにあふれているんだけど、『キャリア資本』と呼べるほど磨き上げるには、しぼって時間をかけていくしかない。」

ということです。

そう、多くの人は「あれもこれも」と手を出したとしても、全てと「キャリア資本」と呼べるまで磨き抜くことは難しいでしょう。

「だったら、どれくらい時間をかければいいのよ?」というあなたのご質問についてさらっとまとめましたので、ぜひとも、このまま読んでみてくださいね!

▼あなたの「キャリア資本」ができるまで。


言うまでもなく、世の中の「大切なもの」は、だいたい「トレードオフ」。

「何かを選んだのであれば、何かを手放さなければならない。」という宿命にあります。

もちろん、可能性が無限に開けている若かりし頃は、「あれもこれも」と手を出して、「無理せず続くもの」や、「他者よりも上達が早いもの」という”ヒント”をもとに、「キャリア資本」の階段を登っていけばいいでしょう。

しかしながら、人生における「時間」というものは、刻一刻と短くなっていきます。

だからこそ、「残された時間」と「キャリア資本の獲得」は、あいまみえることができません。

心理学者のK・アンダース・エリクソンさんの有名な主張。

「だれしも、抜きん出た存在になるには、圧倒的な練習量が必要であり、その目安は、1万時間である。」

という「1万時間の法則」というものがあります。

この法則については、もろもろありますが、まず間違いないところは、

「周囲より一歩抜きんでた存在になるためには、圧倒的な練習量の継続が必要である。」

ということは、事実でしょう。

「1万時間の法則」を「10年ルール」と言い換えると、「そりゃ、そんだけ努力を続けられれば、普通じゃない存在になれるでしょ!」と、ちょっとキレ気味の納得感があります。
#いったん落ち着こう

しかし、「ちょっと待てよ。」とも思うのです。

冷静に周りを見回すと、自分と同じ「10年選手」であっても、「その実力に大分差があるな。」とも思うのです。

そのようなうがった見方でさらに踏み込んでいくと、
#もうそれ以上踏み込むな

「10年経過すれば、誰しもがプロになれるということでもない。」

という残酷な事実が浮かび上がってくるでしょう。

そして、1つの疑問。

「10年という時を経過したとき、『抜きん出た人』と『出なかった人『では何が違うのか。」

ということですよね。

では、そんな話を次章から書いていきますが、いったんまとめましょう。

▼まとめ。

本記事では、「たしかな『キャリア資本』を築くには、目安として1万時間(10年)かかるよ!」という内容をまとめました。

「チャレンジ精神」は、人生において欠かせないスパイスです。しかし、ときに「これ!」と決めてところん時間を投入することも必要不可欠です。

あっちにいったりこっちにいったりしながらも、自分の進みたい道を徐々に整備して進んで行きましょう!!

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▼「キャリア資本」に「なる人」と「ならない人」の違いとは。

さて、ここからはさらに残酷な話となっていきます。

しかし、最初に確認しておきますが、「他人の人生にあーだこーだ言うことはない。」のです。

「自分が満足」であれば、「キャリア資本」なんて右耳から左耳へスルーで構いません。

しかし、先日から語っている「コミュニティー」に所属して「何かしたい!」と思っているのであれば、折角ですから自分の「キャリア資本」を活かしたいではありませんか。

ということで、「キャリア資本」を獲得できる人と、できない人の違いを一言で表すとしましょう。

ずばり、

「目的意識や練習方法のような、取り組み方の違い。」

が、1万時間(10年)に蓄積され、大きな「差」となって表れるのです。

この記事を読んでくださっている方には、もはや説明するまでもないとは思いますが、

「何のために何をするのか。」

という「目的意識」があった方が、「ぼ~っ」とマニュアル通り実行するだけよりも、「学びが多い」ということは自明の理ですよね。

さらに、「練習方法」は、超絶大事。

ギターでもチェスでも、その他の技術系全般において、

「意図的な練習」

は、絶対に欠かせません。
#絶対絶対言うけど本当に大切

「意図的な練習」というのは、「何のために、何がしたくて練習しているのか。」ということ。

ミュージシャンである、ジョーダン・タイスさんの取材おもしろいのでご紹介します。
#今いる場所で突き抜けろ

ジョーダンさんが、新しい曲を弾けるようになるまでにすることは、本当にシンプルで、

「まずは、スローテンポで弾き、だんだん早くする。そして、上手く弾けないところを徹底的に反復練習をして弾けるまで練習する。」

というのです。

「あたりまえ」でいて、なかなかできないこと。だからこそ、彼は”突き抜けた存在”になれたのでしょう。

ちなみに、この時に練習していた曲が弾けるようになるまで、「まぁ、1カ月くらいかな。」と予測していたというのです。

圧倒的なギターテクニックをもっているジョーダンさんでも、1カ月をかけて新曲を弾けるようにしていくのです。

まだ、何物でもないのに3か月で練習を止めてしまうようでは、「1万時間の法則」なんて全く適用されないのでしょう。

▼まとめ。

本記事では、「『キャリア資本』として磨かれたスキルとして使いものになるまでに1万時間はかかるよ!」という内容をまとめました。

だからこそ、「チャレンジ」をする中で、「磨いていくもの」をしぼっていったほうが良いというのは、戦略として必要でしょう。

趣味であれば構いませんが「キャリア資本」として磨き上げるのであれば、やはり、リソースの集中投下は必要不可欠なのです。

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