止まらない悩みループを断ち切る!~心を楽にする3つの方法~
「悩み」に囚われると、生活の質に影響します。
それまで打ち込んできた趣味でさえ、楽しいと感じられなくなることすらありますからね。
ただ、悩みなんてなければいい!というのも難しい。
どれだけ安定した生活を送っていたとしても、僕たちは、器用に「悩み」を見つけ出してしまうもの。
だからこそ、「悩みと共に生活していく」スキルが必要な訳です。
本記事では、そんな「悩み」の中でも「反芻思考」というヤバいやつに焦点化して、そこから逃れる手立てを3つ紹介します。
余談ですが、人類が抱える悩みというのは、割と似通っているもの。
紀元前を生きた先輩たちも、現代人と同じような悩みを抱えていたことが分かっています。
#その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
ということは、それなりに解決方法だって分かっているってこと。
あとは、自分自身の悩みパターンを知り、生活スタイルの中に落とし込んで行けばいい。
まぁ、紀元前から繰り返し悩まれているので、そう簡単なことではないかもしれませんが、試しに読んでみてくださいね。
動画はこちら👇
▼心を楽にする3つの方法
本記事では、3つの方法を「仲間」で取り組むものと「個人」で取り組むものの2つに分けました。
そして、「個人」の中身をインドア・アウトドアに分け、3つとしております。
では、さくっと見ていきましょう。
①仲間に相談する
最初に紹介する方法は、「家族」や「友達」と言った、自分の悩み解決に一役買ってくれる人と共に取り組む方法です。
ずばり、
「信頼できる友人や家族に自分の悩みを打ち明ける」
という方法です。
「なんだ、そんなことか!」と思われますが、「悩みを他者に打ち明ける」という行為自体に大きな価値があるのです。
その価値とは、
こんな感じ。
特に「他者の視点で自分の悩みを考える」というのは、とても効果的。
突然ですが、「スポットライト効果」なる言葉は聞いたことあるでしょうか。
1999年のトーマス・ギロヴィッチらによる実験で、大学生に変なデザインのTシャツを着せて教室に入る状況を作り、他人がどれだけ注目しているかを調査したのです。
Tシャツを着ている方としては、「こんな変なTシャツ来ていたら、みんなの笑いものだぜ…」と思うじゃないですか。
しかし、結果的には、「教室にいた他の学生は、当事者が考えるほど気にしていなかった。」というのです。
悩みを相談された時、意外と的確にアドバイスできたなんて経験ありませんか?
要するに僕たちは、「他人の悩みには客観的なアドバイスができたとしても、自分の悩みとなるとうまく立ち回れない」ということ。
だからこそ、積極的に他者からアドバイスをもらうことで、自分自身が置かれた立場を再認識し、「反芻思考」から脱するきっかけを見出すことができるのです。
さらに、悩みを相談するということには、副次的な効果もあり。
それが、「相手との信頼関係深まる」というもの。
相手と仲を深めるには「自己開示」が一番。
「悩み相談」というのは、自分の弱い部分をさらけ出すことになりますよね。
きっと、相談された側は、言葉にしなくてもあなたの信頼を感じ取るはず。
結果的に、人間関係も向上するのです。
②運動を取り入れる
さて、続いて紹介する方法は、仲間と共に取り組んでもよし。個人でもよしという「運動」を取り入れる方法です。
言わずもがな、運動というのは、健康な体と心をつくるためには必要不可欠。
運動の良さは、「散歩」から「マラソン」というように基本的な動きの強度を変えることができること。
さらに、「テニス」や「バスケット」というように「仲間」で取り組むことができますよね。
「ヨガ」とか「ダンス」というように、種目も様々であることから、自分に合った方法で取り組むことができるのです。
そして、なぜ運動が反芻思考打破に役立つのかというと、ずばり、
「運動をしている時には、悩みに囚われる余裕がなくなる」
からに他なりません。
運動をしている時に、「あぁ、どうしようかなぁ。」とくよくよ悩むことって難しいですよね。
反芻思考を止めるコツは、「反芻をしないような状況に身を置くこと」なのです。
一時的にでも悩みから解放され、心がリフレッシュ。さらに、健康にもなるなんてメリットだらけの運動を取り入れない手はないでしょう。
③ 内面を紙に書き出す
最後に紹介する方法は、じっくりと自分一人で行う「紙に書き出す」という方法です。
そのメリットとしては、
といったものがあります。
先ほど、悩みを客観視することが大切とお伝えしましたが、「紙に書く」という行為は、「頭の中で思い悩んでいることを一旦外に出す」ということで、悩みとの距離を取ることができるという意味で、客観視に近いでしょう。
さらに、日々、自分の思考を書き留めることで、自分自身の変化にも気づくことができます。
すると、悩みに囚われやすい状況も明らかにできる。
ということは、反芻思考から逃れる作戦を立てることに役立ちます。
場所や時間帯を選ばないことも「書き出す」という手立てのよさ。
ぜひ、心が動いた瞬間に簡単なメモを取ることから試してみてくださいね。
▼まとめ
本記事では、「反芻思考から逃れる3つの方法」を紹介しました。
もちろん、それぞれの方法を組み合わせて使うことで、さらなる効果を期待することができます。
繰り返しになりますが、僕たちは、どこまでいっても悩みから自由になることはできません。
そうであれば、悩みを避けるのではなく、悩みに囚われないスキルを身に付けておいたほうがいい。
むしろ、悩みという感情を客観視することで、心の奥底に眠っていた自分の欲求や価値観に気づくことができるかもしれません。
本記事で紹介したスキルを使いこなしながら、自分自身の成長につなげてくださいね。