大切なのは「失敗すること」だと知っているんだけど、だけど「失敗させることがむずかしい」という話。
「失敗ばかりのかっこつけ」ことJUNです。
人生に「レール」というものがあるとするなら、大半において「レール」にのってきました。
恥ずかしながら、ここ最近になってやっと自分なりの「はみ出し」を意識的に始めています。
「はみ出してみる」と最初に気づくのが、「失敗したくない」というどうしようもなく小さなプライド。
そして、「自分一人でできることの少なさ」に気づかされます。
まさに、「理想はあっても、できるスキルがない状態」。
そんな「失敗」の中に身をおくこと早数年。
少しずつ、じたばたする気も失せて居心地がよくなっていた今日この頃でございます。
#できることからこつこつと
長い長い「じたばた期間」に、いわゆる「成功法則」なるものを探し求めましたが、ぼくが発見できたのは、
「とにかく失敗すること!」
という、シンプルでスパルタな方法しか見つけることができませんでした。
自分なりに苦労して見つけた情報だからこそ、「子どもたちには、早いうちから知っておいてほしい!」と思い、「伝道師」となったですが、「行動」して分かったことは、
「失敗させるって・・・むずかしくね?」
ということ。
そんな「失敗させるむずかしさ」について書いていきますので、まとまり切っていませんが、読んでみてくださいね。
#とにかくアウトプットしきることが大事
▼「失敗から学ぶこと」のむずかしさとは。
先日、こんな記事を書きました。
ざっくり説明すると、「最高だぜ!勤勉性!」という内容なのですが、「成功」というステージにのるためには、「勤勉性」だけでなく、
などなど、いくつもの「資質」が取り上げられて議論されています。
いわゆる、「非認知能力」というもの。
このような「資質」を高めるためには、間違いなく、
「失敗から学ぶ」
ということが必要不可欠になってきます。
しかし、ここに”待った”をかけたい。
そもそも、「失敗をさせればいい」ってものでもない。
これまで、たくさんの子どもたちとかかわってきましたが、みんながみんな「失敗から学ぶ」という学習へ移行できるわけではありません。
例えば、
というように、「失敗している状態を受け入れられない」となってしまっては、もはや「学び」になんてなりません。
ということは、「失敗から学ぶ」には、まず、
「失敗を『わたしは失敗したんだ。』と受け入れる。」
というハードルを乗り越える必要があるのです。
ここで、気になるのが「なぜ、失敗を受け入れられなくなってしまうのか?」ということ。
その疑問について、大人ができること視点で書いていきますね。
▼「失敗させること」のむずかしさとは。
ぼくも3人の子どもを育てる親ですから、子どもたちが「失敗をしたくない!」という気持ちをもっていることは分かります。
しかし、「失敗をしたくない!」という気持ちを尊重しすぎるがあまり、「失敗をしない環境」を整えてしまうと、
ということもあるでしょう。
これは、「環境要因」とでもいいましょうか、親御さんをふくめた支援者が、「失敗環境を取りのぞく」ことによって、「学び」を制限されてしまうというもの。
さらに、もう1パターンあるのです。
それは、「優等生タイプ」のお子さんがおちいりやすいもので、
というタイプ。
このように、「環境」と「個人」の両面において「失敗から学ぶ」ということを経験できずに成長してしまうパターンが考えられます。
このような状況で長い期間育ってきたのであれば、やはり、「失敗を受け入れられない」という気持ちになるものうなずけます。
「じゃあ、どうしたらいいのよ?」ということですが、やはり、
ことが必要不可欠。
だからこそ、「失敗できるような環境」を整えるしか手はありません。
先ほど書いた「親御さん先回りパターン」は、「ほどよく先回り」にしてバランスを取るのがよいでしょう。
そして、「優等生パターン」は、「よりレベルが高い環境への挑戦」ということで「失敗」というかけがえのない経験を得ることができるかもしれません。
自分で書いておきながら、めちゃくちゃ抽象的になっております。
しかし、大切なことは、
ということを言いたのです。
ぜひとも、「失敗を乗り越えて成長していくところまでを見据えた支援」を意識してみてくださいね。
▼まとめ。
本記事では、「成功につながるスキルは『失敗』によって身につく」という内容をまとめました。
最後に大切なことを付け足しておきます。
先ほど例にあげた「失敗をなかったものにする子ども」ですが、
「失敗に対する向き合い方を知らない。」
ということも考えられます。
「失敗=わるいもの」と「学習」してしまっては、かくしたくなるのも当然ですよね。
ぜひとも、「失敗はいいことなんだ。大切なのは、失敗を受け止めて次につなげることなんだよ。」と教えてあげましょう。
そのスタンスが、子どもたちの「チャレンジ精神」にもつながるのです。
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