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先生の自己紹介・学年集会に使えるネタ~夢をかなえるポイント~
いよいよ新学期。
先生方におかれましては、子どもたちの出会いをどのように演出しようかと頭を悩ませたり、わくわくしたりしていることでしょう。
僕自身、お決まりの自己紹介にしようかなぁと思いつつ、いや、それじゃあいつもと同じでつまらないなぁと考え、ちょっとメッセージ性強めのスライドを使おうと思いつきました。
使えるかどうかは、全く不明ですが、せっかく作ったので、「変な授業ネタ」としてあげておきます。
話の台本は載せておきますが、写真等入れ込むところは、ご自由に。
▼変な授業ネタ~学級・学年開き編~
まずは、どのような子どもたちに育ってほしいのか、願いを熱く語りましょう。
その話の着地点は、「夢」です。
学年や子どもによっては、「夢なんて…」というシラケた雰囲気になるかもしれませせんが、
「夢をもつってことは、人生を豊かにすることであり、どうせ夢をもつなら少しでも早い方がいいんだよ!」
と伝えましょう。
そして、その理由の解説へ進んで行きます。
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▼『夢』をもつなら早い方がいい理由
夢をもとうぜ!という熱い語りで必ず出てくる反応は、「夢なんて…」というもの。しかし、子どもたちも「夢はもっていた方がいいんだろうなぁ。」とは思っているはず。
その気持ちをさらに後押ししていきます。その押し方は、
「どうせ夢をもつなら早くもて!」
というもの。
そして、その理由を解説していきます。
そこでご登場いただくのは、各界のスーパースター。僕は、大谷さんと藤井さんを選びましたが、子どもたちに馴染みの深い方であれば誰でもOK!
とにかく、「現在活躍しているスーパースターは、子どもの頃からすごかったんだぜ!」ということを伝えましょう!
ただ、「そんなこと言っても彼らがすごかっただけ。」とより卑屈になってしまう子どももいると思います。そんな子ども対策として、世の中にはあまり知られていない同世代で活躍している人を紹介します。
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▼「子どもだから…」という考え方がもう古い
ここで紹介するのは、12歳で社長となった加藤路瑛さん。
「子どもだからといって夢をあきらめたくない。」という理念のもと会社を立ち上げました。
※会社を設立する際に印鑑証明が必要となり。それが15歳からしか受け入れてもらえません。ということは実質、会社設立は15歳からということになりますね。加藤さんの場合は、親御さんとの共同会社として代表取締役になったみたい。
ここで大切なのは、加藤さんのメッセージ。
「みんなが生きている世の中は、もう子どもだからとかいう理由は諦める理由にはならない。そんなチャンスいっぱいの世の中に生きているんだから、自分の可能性を信じてみようよ!」
という感じで気持ちを盛り上げていきましょう。
そして、いよいよ「夢のかなえ方」の話になります。
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▼夢をかなえる方法は、2+1
夢をもつ気持ちを高めたところで、ここからは方法論。
「夢をかなえるポイントは、2+1の3つを意識すればいいんだよ!」
という内容。
最近の子どもたちは、すぐに答えを知りたい傾向にあるので、2+1の2つだけを最初に提示してしまいます。
それが、「チャレンジ」と「努力」というどんな大人も口にするであろうお馴染みの方法論。
ただ、みんなが言うだけあって、夢をかなえるには、ここが大前提。
そして、3つ目のポイントは、予想させながらひっぱりましょう。
ひっぱりつつ、「なぜ、チャレンジが大切なのか?」について解説していきます。
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▼なぜ、チャレンジが大切なのか?
ここで伝えたいのは、
「夢をかなえたいならば、とにかくチャレンジ回数を増やせ!」
ということ。
それを、「ヒットを打つことができる確率」で示しています。
「チャレンジ回数、1回、100回、0回の人がいて、誰がヒットを打つ確率が高い?」と聞けば、きっと100回の人が選ばれるでしょう。
すかさず、「なんで?」と返せば、「そりゃあ、100回もチャレンジすれば、1回くらい…」と答えてくれるに違いありません。
そこなのです!夢をかなえる大前提の1つ目のポイント。
さらにダメ押しで、失敗のカリスマ、エジソンさんを出しましょう。
「1回、2回うまくいかなくたって、そんなの気にしなくたっていい、発明家のエジソンさんなんて、1万回うまくいかなくたってめちゃくちゃ前向きだったんだから。」
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そして、エジソンさんの名言を添えて、「失敗は、成功するまで続ければ失敗ではない。」と言い切りましょう。
ばっちり決まったところで、次のポイント。「努力」の説明に移ります。
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▼なぜ、努力が大切なのか。
夢をかなえる方法の2つ目として大切なのは「努力」です。
ちなみに、藤井さんは幼稚園の頃には既に将棋を打っていたとのこと。
そんな事例を出しつつ、子どもたちにこう問いかけましょう。
「練習時間1年、10年、0年の3人のうち、試合に勝てるのは誰かなぁ?」
と。
きっと、10年選手と答えが返ってくるでしょう。そして、問い返します「なんで?」と。
もはや、答えは決まっていて「ずっと練習を続けてきたんだから、その分上達しているから。」という流れでしょう。
もはや、教師が説明せずとも、子どもたちは答えが分かっています。
そしてすかさず、アマゾン創業者の1人。ジェフ・ペゾスさんにご登場いただきます。
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ここで紹介したいのは、ペゾスさんによる7年間の法則。
ペゾスさんは、「とにかく続けることで、ライバルに勝つことができる」と教えてくださいます。
これで、「努力を継続すること」という夢をかなえる2つ目のポイントはばっちり押さえられるでしょう。
そして、いよいよ気になる3つ目のポイントなのですが、このポイントは①②をはるかにしのぐ大切さ。
むしろ、これがなかったら、①②が無意味になるくらい重要だ!ということを子どもたちに熱く語ってください。
そんな気になる3つ目はこちら。
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▼夢をかなえる「考える力」とは
ずっとひっぱってきた3つ目とは、「考える力」のこと。
考える力なくして、チャレンジしても、努力を続けたとしても、かなり効率の悪いことになってしまいます。
子どもたちには、こんなたとえ話で伝えてください。
例えば、
「とにかくチャレンジが必要だ!と言って、幼稚園児が投げたボールを打つチャレンジを繰り返したらどうでしょう。」
例えば、
「とにかく努力することが大切だ!と言って、バットではなくネギをひたすら振り続けたらどうでしょう。」
こんな風に子どもに問いかけると、「えー、そりゃ無理だよ。」となるでしょう。
ということはですよ。
「チャレンジとか努力は、必要なんだけれど、間違ったチャレンジ方法、間違った努力を続けたとしても意味がない。大切なのは、このチャレンジ方法は正しそうなのか?この努力は身を結ぶのか?を常に考えながら取り組むということなんだ!」
と言い放ってあげましょう。
加えて伝えたいことは、
「でも、最初から自分のチャレンジ方法や努力が正しいかどうかなんて誰にも分からない。だからこそ、常に『うまくいかない』にたどり着く。しかし、そこで諦めたら夢は叶わない。大切なのは、考えながらやり方を修正していく必要があるんだね。」
とフォローしてあげましょう。
そして、最後に、
「夢をかなえる方法は、常に自分自身について考えながらチャレンジをして、努力を続けること。」
と、いい感じで閉めてください。
▼まとめ
本記事では、「子どもたちに伝えたい夢をかなえる2+1の法則」を紹介させていだだきました。
ぜひとも、チャンスがありましたら、子どもたちと楽しく考えてみてくださいね。
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