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子どもにアドバイスをするのなら「職業」よりも「働き方」

子どもが成長していく様子を見守るのはうれしいものですよね。

そんなうれしさに包まれつつ、ついつい、

「こいつは、将来有望だぞ!」
「大人になったら、どんな仕事で活躍するんだろう?」

なんて考えてしまいます。

しかし、子どもにしてみたら余計なお世話。必要以上の期待という重圧に押しつぶされながら生きていくなんてたまったもんじゃありません。

こんな記事にも書きましたが、親世代の経験値など、ほぼほぼ役に立たなくなっているのが「今」なのです。

しかし、「我が子の人生が生き生きとしたものとなりますように…」と願う心は、ぼく自身も3児のパパ故、痛いほど分かります。

そんな親心から「いったい子どもたちに何ができるのか」という問題意識で情報収集を続けたところ、

「アドバイスをするのであれば、『職業』ではなく『働き方』なのではないか。」

という結論に達しました。

「子どもたちが大人になったときには、現在の世の中に存在しない職業に就いているだろう。」なんて言われ始めて数年が経過しています。

だからこそ、おすすめ職業なんて紹介するのはもって他。しかし、「仕事の楽しさ」を教えてあげるのは、子どもにとっても未来の希望となるではないですか。

そんな話をつらつらと書いていきます。

▼親御さんが子どもに教えてあげられること

そもそも、大人とか子どもとか関係ないのですよね。

僕たち人間は、なるべく単純に考えるよう設計されているので、「大人」とか「先生」みたいなカテゴリに入ると、「子どもに対して何か教えてあげないと」というスイッチを入れてしまいがち。

しかし、そのカテゴリ自体おかしくて、「大人だから」とかもはや関係ないのです。

その証拠に、新しい文化は、確実に子どもたちからつくられてくる。

「今」の当たり前は、子どもたちが大人になったときには消滅している可能性の方が高いのです。

そんな悲しい現実を受け止めた上で、「じゃあ、僕たち大人は何を教えてあげられるのか?」としつこく考えたとしましょう。

そこに、答えは1つしかありません。そう、

「仕事の楽しさ!」

でしょう。

もはや「仕事」というのは何を指しているのか。「『仕事』と『遊び』の違いは何か?」とか問われる時代になったらお手上げなのですが、きっと子どもたちも「仕事」はすると思うのです。

そして、多くの人が1日の数時間を「仕事時間」に割くのでしょう。
#もうちょっとそんな時代が続くよね

命と同じくらい大切な時間ですから、その「仕事時間」を生きがいとするというのは、人生を充実する上で間違った戦略ではありません。

だからこそ、「仕事って楽しいぜ!」と子どもたちに教えてあげることが「大人だからこそできること」なのです。

現に、世界を変えるイノベーションを起こした人たちは、「あーめんど」といって日々の仕事に嫌々取り組んだとは考えにくい。

働き方改革とは真逆の視点となりますが、「仕事」において革命的な成果を残した人は、「決められた時間の中で働く人ではなく、時間を気にすることなくとことん没頭した人」なのです。

無論、そこに「楽しさ」や「満足感」があったからこそできたのでしょう。

▼仕事の満足度を上げる3つの要因

さて、ここからは「有料マガジン」部分となります。

ここまで僕たち大人にできることは、「仕事の楽しさを伝えてあげること」と書いてきましたが、「じゃあ、仕事の楽しさって何なの?」という元も子もない質問もあるかもしれません。

ここからは、多種多様な「仕事の楽しさ」についてヒントをくれる3つの要因を見ていきたいと思います。

まずは、結論から。ここで、挙げる3つの要因とは、

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