【性格】自分の「強み」に合わせた「対人関係」の築き方とは。
だれも話さない「間」があると、ついつい埋めたくなってしまうJUNです。
どうしても「間」に耐えられない。
「これやってくれる人?」なんて投げかけられたなら、僕の心はざわざわし始めます。そして、沈黙が訪れた瞬間に、「これは、まずいぞ~。」となる。
そして、沈黙が5分でも続いたのなら手を挙げているという顛末。
こんなことが何度あったことでしょう。
その代わり、経験値を獲得できたということは、今の僕にとっては大きなメリットなのですが。
本日は、そんな話題。
「内向型」を誇っている僕ですが、実は、「授業を発表する」なんて機会は、多い方。
「内向型」の癖に沈黙には耐えられない。そして、「内向型」の癖に「代表して授業をする」なんて役割を何度も引き受けてしまうのです。
では、なぜ「内向型」の癖に「たくさんの先生たちを前に授業発表ができるのか。」と考えていくと、実は、そこに「内向型の強み」が隠されているのです。
では、それぞれどのような「強み」があるのかについて書いていきますね。
▼「外向型」の「強み」が発揮される環境とは。
僕の偏った見方かもしれませんが、「外向型」の代名詞といえばパーティーではないでしょうか。
無論、「内向型」の僕にとっては、大勢の素敵な男女が親し気に会話をしている環境は、ただただ冷や汗をかきにいく場所としか思えません。
しかしながら、「外向型」人間がパーティーに集まるのは、やはり、「外向型」の方々に適した場所だからなのです。
では、どのような部分が適しているのかという問題ですが、ずばり、
「一度に何人もの相手と関わることができる。」
という特殊能力を発揮することができる場所なのです。
そう、僕には、ないこの特殊スキル。
言うまでもなく、パーティー会場は、刺激の嵐。
「外向型」の人たちは、この刺激の波を見事に乗りこなします。
次から次へと会話の相手が変わったとしても、むしろ同時に数人のグループ会話になったとしても、もち前の波乗り能力で、すんなりとその場を切り抜けていくでしょう。むしろ、楽し気に。
実は、
「外向型人間の脳は、一度にいくつもの刺激を処理するのが得意。」
と言われています。
だからこそ、「社交的」と言われるのですね。
▼「内向型」の「強み」が発揮される環境とは。
さて、それに対しての「内向型」。
もちろん、適した環境設定がありますよ。
どうせ、「人里離れた森の中とかでしょ。」と卑屈にならないでください。
いくら「内向型」とはいえ、人間同士のコミュニケーションは楽しめます。
もちろん、「外向型」と違って複数同時よりも、1対1の会話に向いていることは、言うまでもありません。
しかしながら、また違った「環境」でも「内向型」のよさを発揮できる場合があるのです。それが、僕の職業。なんと「教師」のような1対多数を相手にする職種。
もっと詳しく言うと、
「内向型の人は、相手に対して注意を払う特徴がある故に、相手に即したサービスを提供することができる。」
というのです。
ハーバード大学で心理学を教えていたブライアン・リトル教授は、授業が超絶おもしろいことで有名です。
人の心を惹きつけ、よく響くバリトンでしゃべり、授業中に突然歌うなど、生徒の興味・関心をないがしろにすることはありません。
しかしながら、超絶「内向型」でも知られています。
授業と授業の間は、一人になるためにありとあらゆる言い訳をし、ときに逃げ切れなくなるとトイレに隠れるという手段さえ使います。
トイレに隠れていることを履いている靴のせいで見つかってから、靴が見られないように足を壁にくっつくまで上げながらトイレにこもったとか。
ここまで「内向型」である彼が、なぜ超絶おもしろい授業を展開できたのかと言えば、生徒の様子を逐一感じ取り、講義の内容や教授法を柔軟に変更していたからなのです。
そう、これこそが「内向型」の特殊スキル。
もちろん、教職のような仕事でない事例もございます。
なんと、「内向型」の方が、「訪問販売のセールスが得意」という事例もあるのです。
「内向型」の人にセールスなんて向かないと思いますよね。
しかし、そのトップセールスマンはこう言いました。
と。
もっと続けると、
と。
「内向型」の特殊スキルは、「相手」の様子を敏感に感じ取れることなのです。そして、相手の状態に自らを対応させていくことで、大きな成果を獲得することができるのです。
▼まとめ。
本記事では、「人間だれしも、得意な部分があるよ!」という内容を書きました。
やはり、どんな「性格」であったとしても、自己実現に向かっていく道はあるのです。
その道の途中で気を付けなければならないのは、「自分に合っていない環境設定を選択すること」と「自分に合っていない憧れの人物になろうとすること」です。
まずは、「自分を知る」ということが超絶大事。
背伸びをすることなく、「ありのままの自分」を受け止めることから、あなたの望むべき未来への道が開かれるのです。