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「不公平」なのは分かっていても、どうにもできない状況もあるという話。
「学校」というところは、様々なタイプの「不公平」が存在していると感じているJUNです。
そして、「不公平」に関してはみんな厳しい。
「先生、あのね!」と様々な「不公平感」を語りに来てくれます。
もちろん、1つの教室を管理しているのは「教師」であり、なんらかのトラブルがあったとしたら対処するのは「教師」の役目。
それは、重々承知しております。
しかし、「教師」という存在は、一人の「子ども」の成長を多角的に応援しています。
そんな立ち位置のため、確かに存在する「不公平感」を一撃で正すことが結果的に「学級」としては、大きなマイナスを被るのではないかという状況も想定しています。
そんなどっちつかずなふわふわとした立場から「不公平感」の影響力をまとめてみましたので、ぜひとも、ふわふわした気持ちで読んでみてくださいね。
▼意外とばかにできない「不公平感」の影響。
「公平」か「不公平」かと問われたら、間違いなく「公平の方がいい!」と主張されると思うのですが、世の中そんな単純ではありません。
あなたも、この世の中の「不公平感」を感じるときもあるでしょう。
実は、この「不公平感」というのは、なかなかに影響力強めのよう。
「たった一人が不公平な振る舞いをしていると認識すると、自分以外の全員が不公平な振る舞いをしているように思えてくる。」
というのですから、かなりの強者。
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そういえば、学校でも、
「みんなが掃除をさぼっていた!」
なんて教えてくれる子どもさんがいます。
確かに、自分ががんばって掃除をしていて「さぼり」がいるのは許せないものの、「みんなが」というのは、主張が強すぎかもしれません。
とにかく、「不公平感」というのは、ものすごく感情を揺さぶるのです。
▼「教室」の中で最も強い「不公平感」を感じている人物とは。
さて、人間の感情を大きく揺さぶる「不公平感」ですが、「教室」という空間で誰が一番揺さぶられていると思いますか。
そうです、その人物とは、
「教師」
です!!
未来を担う子どもたちの成長を見守っている中で、「不公平な振る舞い」を推奨することはできません。
教師の役割は、「個」の成長をとらえつつ、「学級」としての成長も促すもの。
そんな大切な「学級」の成長を乱す「不公平な振る舞い」が起きたら、まずもって何とかしようと思うでしょう。
しかし、その「良かれと思って」が全て通用するかと言えばそうでもない。
「明らかな正論が通用しない環境」が「学校」という職場。
ときに、「言いたいけれどもまだ時がきていない」と飲み込む言葉もあるのです。
そんなとき、「教師」の心に生じるのは、
「強めのネガティブ感情」
に他なりません。
「不公平を感じつつも子どもの成長や学級としてのバランス」を考慮して言葉を飲み込むとき、「教師」はメンタルにダメージを受けています。
しかし、このダメージを軽減する方法があります。
それは、
「不公平感を受け入れること。」
に他なりません。
基本的に世の中は不公平なのです。
そんな原理・原則に「なんか切り込めそう」と思うのは、「教師と学級」という狭い世界での大きな勘違い。
気を付けないといけないのは、
「公平な扱いにしたいという希望が強いほど、そうならなかったときに受けるネガティブダメージは大きくなる。」
ということです。
「理想と現実」の差が大きくなればなるほど、教師のメンタルは砕け散っていくので注意しましょう。
おもしろいことに、
「自分のメンタルの扱いがうまくなればなるほど『不公平感』を受け入れることができる。」
ということも分かっています。
「教師」として、いや、一人の「大人」として、「不公平な状況」に心を燃やして疲弊するのではなく、「変えられない状況」はすっと受け流し、自分のリソースを然るべきことに割くことが大切なのです。
▼まとめ。
本記事では、「全てを公平にしようとすることはないよ!」という内容をまとめました。
もちろん、「教師として!」という誇りをもって、子どもの成長を支えたり社会貢献したりするのは素晴らしいことです。
しかし、「自分ができる範囲」という客観的な視点をもつことも必要。
「やる気があればあるほど、なんでもやる!」になってしまいがちですが、ぜひとも、自分の力の入れどころを選択し、成果を上げてくださいね!
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