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非常識力〜変わり者である3つのメリット〜

「変わり者」と呼ばれる人々が、時として驚くべき成果を上げることってありますよね。

本記事では、「変わっていることは最高の才能なんだ!」という内容となっております。

ぜひとも、さくっと読んでみてくださいね。

ちなみに、変わり者大歓迎のコミュニティをつくっています👇
(YouTubeは、8月31日まで見られます)


▼「変わり者」が成果を出す理由

まずは、「変わり者」だからこそ有している能力を見ていきましょう。

①固定観念にとらわれない思考

変わり者最大の強みは、なんと言っても「既存の枠組みにとらわれない自由な発想力」でしょう。

彼らは「常識」や「当たり前」という感覚を度外視して、新しい角度から物事を見ることができます。

この能力が、「いつも通り」の蔓延する淀んだ状態をアップデートするのです。

人間は環境から影響を受けますからね。

スタート時は、「おかしい!」という問題意識をもっていたとしても、時が経つに連れ、集団の思考に染まってしまいます。

しかし、変わり者は一味違う。

ハンガリーの医師である、イグナーツ・ゼンメルワイスさんのエピソードが学びを与えてくれれます。

当時、出産後の女性が原因不明の感染症に悩まされる事例が頻発していました。

ゼンメルワイスさんは、その原因が「手洗いじゃないか?」と主張したのです。

当初は、「そんなばかな…」という反応でした。

残念なことに、ゼンメルワイスさんがどれだけ訴えても、彼が生きているうちに、手洗いが定着することはなかったのです。

その後、細菌が発見されたことによりゼンメルワイスさんの主張の正しさが証明され、出産介助前の手洗いを実践することで、感染症は急激に減っていったのです。

このように、集団のもつ「ふつう」を気にすることなく、自分が思った通りに行動できるのが真の変わり者ですからね。

そのような資質があるからこそ、未解決課題に対して、斬新なアプローチを提案することができるのです。

②リスクを恐れないチャレンジ精神

「真の変わり者」と「変わり者でない人」を分ける境界線をつくるとしたら、「周囲の目を気にするかしないか」でしょう。

僕のような一般人は、時に「奇抜である」と見られたい反面、「奇抜である勇気」をもてずに断念してしまう。

ただ、真の変わり者は勇気とかへったくれとかありませんから。

そんな周りを気にかけない最大のメリットは、「失敗を恐れない」ということでしょう。

人間にとってやっかいなのが「承認欲求」。

満たされないと人生がうまくいっていないように感じ、求めすぎると心を病むという麻薬のような存在です。

ただ、変わり者はこの承認欲求によって動かされることはありません。

リスクを顧みないチャレンジ精神は、地動説を支持したケプラーさんの生き方から学ぶことができます。

幼い頃から優秀だったケプラーさんは、大学での学びを終え、神学者になる予定だったのですよね。

ただ、そんな予定を急転換し、地動説の証明に生涯を捧げることに決めるのです。

当然、当時の思想と真っ向から対立します。

ケプラーさん本人だけでなく、家族も巻き込んで言葉に尽くせないような苦難を経験したでしょう。

ただ、安定した境遇を捨ててでも自分の興味・関心に基づいて行動した結果、天文学に革命をもたらしたのです。

ケプラーさんの場合、リスクを冒さなくても、周囲から羨まれるような生活は手にすることができたでしょう。

しかし、そんな「ふつう」を捨て去り、自分の中にある真理の追求に全力投球ができるのが変わり者なのです。

③強い信念と粘り強さ

変わり者が、革新的な成果を残す理由として見逃せないのが、「強い信念をもっている」ということ。

承認欲求にも関わってきますが、周囲の批判や否定的な反応に直面しても、簡単にはあきらめません。

この粘り強さが、最終的に大きな成果につながるのです。

いつの時代も、革新的なアイデアは、最初は誰にも理解されません。

逆説的になりますが、周囲のみんなが「それ、いいね!」と理解してくれる活動って、めちゃくちゃ平凡だということですよね?

みんなが理解できるような活動は、きっと多くの人が既に取り組んでいるでしょうから、革新的な結果にはつながるはずがありません。

だからこそ、「それってどうなの?」と、一般人には理解できないようなアイデアにこそ価値があり、ほどんどの人が実行できないのです。

しかし、変わり者は、自分の信念に沿って活動をスタートするでしょう。

そして、自分の信念に沿っているからこそ、周囲からあれこれ言われても継続することができるのです。

信念の人として、エジソンさんは欠かせないでしょう。

発明王として知られるトーマス・エジソンさんは、学校教育になじめず、教師からは「頭が悪すぎて何も学べない」と言われたほどでした。

しかし、彼の好奇心と実験精神は人一倍強く、これが後の大発明につながりました。

特に有名なのは、電球の開発に関するエピソードです。

エジソンさんは、電球のフィラメントに適した素材を探すため、数千回もの実験を行いました。

周囲からは「なぜそんなに失敗を重ねるのか」と批判されましたが、エジソンは「私は失敗していない。ただ、上手くいかない方法を数千通り発見しただけだ」と答えたそうです。

まさに、信念が実を結んだと言えるでしょう。

▼まとめ

本記事は、「変わり者が世界を変えるんだ!」という内容をまとめました。

世界を変える!なんて書きましたが、世間体やら体裁やらを考えると、「変わり者で居続ける」というのは、並大抵のことではありません。

むしろ、変わり者が変わり者で居続けられるようなために必要なのは、その環境にいる多数派の価値観なのかも。

変わり者に「ふつう」のラベルを貼ろうとするのではなく、その斬新さを共に楽しめるくらいの心の余裕をもちたいものです。

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