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『クリエイティブな人』の見分け方~ただの「変わり者」か「病気がち」か~

人生を充実させるものとして、エンタメは欠かせません。

読書や音楽鑑賞、映画を見たり美術館へ行ったりと、世の中には楽しいことで溢れています。

このようなエンタメは、私たちの生活を明るくしてくれるのですが、毎日の生活が生きていくだけで必死というピンチの状態になれば、おそらくエンタメとの関わりは後回しにされるでしょう。

逆に、趣味・嗜好を楽しむことができるという状況は、それだけ生活が安定しているとも言える。

さらに、思考を広げてみると、エンタメを受け取る側の人がいるのであれば、エンタメを創り出す人がいるのは当然のこと。

本記事では、そんな創り手側である、「クリエイティブな人」についてまとめてみました。

ぜひとも、さくっと読んでみてくださいね。

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▼クリエイティブな人の特徴

まずは、クリエイティブな人の特徴。

先ほども触れましたが、クリエイティブな人は、そうでない人たちが「まさか!!」と思うような作品を創造することに長けています。

そのような創造性は、音楽や絵といった芸術分野だけに留まりません。

会社が抱えている問題や個人の悩み、そのようなピンチに対して、一般人が思いつかないような解決法を見出すことができる。

このようなクリエイティブな人がチームにいるとなんとも頼もしい感じがしますよね。

しかし、クリエイティブさ故、困難さも確認されています。

クリエイティブな人が、なぜ重宝されるかというと、「一般人と違った見方や考え方ができる」ということでしょう。

その「良さ」自体の見方を変えると、「みんなと同じ規範を守らないタイプ」となる可能性がある。

多くの人が、「普通はこうだよね!」と判断するルールに従わないかもしれません。

もしかすると、伝統とか規範という枠に囚われることなく、アイデアを実行することから、「常識がない」なんてレッテルを貼られてしまうこともあるでしょう。

クリエイティブさは、素晴らしい能力なんだけど、発揮できる環境を選ばないと存分に力を発揮することができないかもしれませんね。

▼サポートあってこそのクリエイティブ

さて、クリエイティブな人の能力を存分に発揮できる環境設定についても触れておきましょう。

薄々お気づきのことと思いますが、クリエティブな人が、自分で自分を管理して、周囲の人との折り合いをつけながら創造性を発揮するなんてことはかなり難しいように思います。

クリエイティブな人は、一般人と異なる感覚をもっているからクリエイティブなのであり、ある程度の偏りがあることが分かっています。

クリエイティブな人の成績を調べてみると、IQの高さは関係なく、「極端に秀でた能力がある」と確認されていますからね。

そんな偏りは、日常生活でも垣間見られるでしょう。

整理整頓ができなかったり、マイペースと見なされたり。

実は、クリエイティブな人の特徴として、周囲からの刺激を処理する「フィルタリング機能が鋭い」なんてことが指摘されています。

私たちは、日々、周囲から膨大な情報を獲得しています。

情報過多の時代に生きる私たちは、流れ込んできた情報に対し、「受け取る」or「切り捨てる」などと、取捨選択していく必要がありますよね。

そんな取捨選択過程においてクリエイティブな人は、どんな情報でも一旦受け止めがちであるみたい。

よく言えば、「いる・いらないの決断を急ぐことなく、その情報の奥に潜んでいる『意味』を見つめようとする」なんていう特徴があるとか。

故に、流れ込んできた情報に次から次へと意識を取られ、時に深く落ち込んだり、時に大げさに喜んだりする。

「音楽を聴いて涙を流す」とか「絵画を見て鳥肌が立つ」といった、情報から強烈な感情が沸き起こるというのもクリエイティブな人の特徴ですからね。

なんとも刺激的な人生だなぁと思うのですが、そんなマイペースで、いちいち感情を露わにするような人がチームにいたら、まあまあやりにくさを感じることもあるでしょう。

だからこそ、チームや会社のリーダー的存在の人が、クリエイティブな人を目標達成のジョーカーとして位置付けるのであれば、あれこれ指示するのではなく、彼らの能力を信じて好きなようにさせるというのが最善の方法なのです。

▼「クリエイティブ」か、それとも「ただの変わり者」か

「好きなようにさせなさいと言われても…」というのは、アドバイスのようでアドバイスではないようも思います。

難しいのは、一風変わって狂気染みた人のクリエイティブを信じていたのに、ただの変わり者だった…なんてゴールにたどり着くかもしれないから。

そう、「クリエティブな人」と「ただの変わり者」は違うのです。

もっと言うと、「クリエティブな人」と「変わり者」そして、「病気がちな人」も違うという複雑さ。

そりゃあ、人間ですから、性格特性は単純ではありません。

そんな単純ではない!!と言いながらも、一応の見分け方も書き留めておきます。

そもそも、「クリエティブな人」と「変わり者」の判断が難しいのかというと、両者共に理解できないような振る舞いをしているからに他なりません。

私たち人間は、社会性の生き物であり、どのような状況においても仲間を見つけてグループで生活しようとします。

そんなグループ生活を可能とするためにも、その「集団のルール」からあまりはみ出さないように気を遣うもの。

しかし、そのような気遣いから脱した人が「クリエイティブな人」であり「変わり者」なのです。

では、肝心の見分け方ですが、「変わった行動の先に価値を提供する目的があるかどうか?」でしょう。

会社のような組織に所属していると分かりやすいのですが、クリエティブな人は、「目的に沿わないような他者に対して厳しい」という特徴もあるのです。

基本的にマイペースなクリエイティブ人なのですが、自分がどうしても達成したい目的ができると、エンジンがかかります。

自分が掲げた目的に対しては、どこまでも拘って粘り強い人がクリエイティブな人ですから、その基準に達しない仲間には、厳しく接するかもしれません。

良くも悪くも、クリエイティブに憑りつかれ、周囲を巻き込むカリスマ性を発揮した人は、間違いなくクリエティブな人なのです。

一方、個人的な人生の幸福を追求するためだけに奇行を繰り返すような人は、「変わり者」の可能性が高い。

もちろん、その奇行が何かしらの価値を見いだす行動に変化した時、クリエイティブな人として活躍できる可能性はありますがね。

▼「クリエイティブ」か「病気がち」か

続いて、「クリエイティブ」と「病気がち」の違いについて紹介します。

そもそも、なぜこれらの違いが分かりにくいのかというと、芸術家って「狂気の人」みたいなイメージありませんか。

自分の健康や命を犠牲にしながら表現活動を続けた画家やミュージシャンって伝説になりがちですよね。

だからこそ、「クリエイティブな人=メンタル不安定」みたいなイメージがあるのでしょう。

ただ、このようなイメージは、全くの大嘘という訳でもなさそう。

先ほども触れたのですが、クリエイティブな人って、一般人が何とも思っていない情報から、独特の見方を見出す能力に優れている。

お笑いの人が、普通の人だったら見過ごしてしまうような何ともない状況をおもしろおかしいエピソードトークにしてしまうなんてことあるでしょう。

これは、「世界の見え方や捉え方が違っている」からに他なりません。

そして、見え方や捉え方が違っているということは、メンタルが不安定な人の特徴にも当てはまる。

自分の周囲への過敏さが幸福度の低下につながってしまうのです。

そんな負の側面も合わせもっているクリエイティブな人ですが、病気の人との見分け方の特徴がこちら。

・頭の回転が早い
・知的で気の利いた発言ができる
・現実を正しく捉えることができる
・対立しても屈しない

このような特徴を有している場合は、クリエイティブな人である可能性が高いでしょう。

要するに、気分の浮き沈みや奇行は気になるんだけど、自分が表現したいクリエイティブを見据えて、仲間と対立しながらも進み続けるカリスマ性がクリエティブな人なのです。

▼まとめ

本記事では、「クリエイティブな人の見分け方」を紹介しました。

クリエイティブな人は、チームとしては扱いにくい部分もあるでしょう。

ただ、力を発揮できる環境を整えることで、私たち一般人ではたどり着くことができない境地まで連れて行ってくれる可能性を秘めています。

ぜひとも、適切なサポートを考えてみてくださいね。

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