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大切なのは「失敗の原因」よりも「成功の共通点」
「うまくいかないこと」があったとき、原因を探しがちになってしまいませんか?
確かに「失敗の原因」を探すこともとき必要です。しかし、全ての「失敗」において確かな因果関係が発見されるとは限りません。
むしろ、「成功の共通点」を探した方がよいこともあるのです。
そんな記事をシェアさせてください。
▼「成功の共通点」を探したことで問題解決。
セーブ・ザ・チルドレンで働いていたジェリー・スターニンさんは、「ベトナムの子どもたちの栄養不足」を解決するよう依頼されました。
#急展開
家族でベトナムへ降り立ったスターニンさん。待っていたのは、思っていた以上に冷たい歓迎でした。どうやら「よそ者感」があったもよう。「半年以内に結果を出してほしい。」なんて無茶ぶりされ、かなり追い込まれた状況です。
スターニンさんの事前調査によると、課題は、貧困、劣悪な衛生状態。清浄水さえ普及していないと、問題山積み状態。しかし、「半年」という期間限定で、「まずはインフラからだ!」とは言えません。
とにかく行動あるのみと、スターニンさんは村へ出向き、子どもをもつ母親に手伝ってもらって、子どもたちの体重を計測したのでした。
その取り組みからある気づきが生まれました。
なんと、貧困であることが村のスタンダードであったのにもかかわらず、「栄養不足ではない子どもがいる」ことを発見したのです。
スターニンさんは、協力してくれた母親たちを引き連れ、その栄養不足ではない子どもの家庭に出向きました。どのような食生活を送っているかを実際に見学することにしたのです。
その結果、村のスタンダードとは違った、一風変わった食生活をしていることが分かったのです。1つ例をあげると、食事が1日に4回でした。
もちろん、十分な量ではありません。一般的な貧困家庭で食べられている量を4回に分けているだけのこと。しかし、子どもたちの栄養吸収率を考えると、1日2回という「普通」の食事よりも、4回に分けた方が吸収しやすかったのです。
このような、「普通でないこと」がいくつも発見され、栄養不足解消の光が見え始めました。
スターニンさん曰く、「知識では行動は変わらない」ということ。
確かに「知っている!」ということと「できる!」は違うと言いますからね。子どもをサポートする大人として、心に留めておきたい言葉です。
▼「貧困解消」につながった最大のポイントとは。
知識一辺倒で頭でっかちにならないことをポイントとしてあげてきましたが、スターニンさんが貧困解消を解決したポイントがもう1つあるのです。
それが、
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