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人生に迷った時に問いかけたい5つの質問
「不確実な時代」に加え「多様性」がもてはやされる時代となりました。
言葉としてはなんとなく分かるのですが、「じゃあどうするの?」と問われたら、まだ確固たる答えはもちあわせていません。
ただ、「答えなんてない。」というのは確かみたい。
「不確実」で「多様」だからこそ、「ネガティブ・ケイパビリティ」も必要になるのかなぁという今日この頃。
そんな思いとは裏腹で、不確実性に居たたまれず、多様性を受け入れられず思い悩んでしまうのですが、そんな回り道をした時に覚えておきたい質問を5つ紹介します。
完全に自分に向けた記事となっていますが、読者の皆様が自分を見失いそうになった時役立ちますので、ぜひとも、読んでみてくださいね。
動画はこちら👇
▼人生に迷った時に問いかけたい5つの質問
では、5つの質問について簡単な解説をつけながら紹介します。
①不安を理由で避けていないだろうか。
不安は人間の自然な感情であり、時として私たちを危険から守ってくれます。
しかし、過度の不安は成長の機会を奪ってしまうこともある。
例えば、新しい職場とか人前のスピーチへのチャレンジって、ポジティブな部分もあるとは思いつつ、できれば避けたいという気持ちもありますよね。
そんな時は、この質問を自分に投げかけ、
「その不安の先には、どのような自分が待っているのか」
を、考えてほしいのです。
そして、その先に待っている自分が、もしも自分の理想に近いのであれば、目の前の不安にチャレンジする価値はあるでしょう。
不安に立ち向かう方法としては、
「不安を感じる状況を書き出し、小さな段階に分けてクリアしていくこと」
がおすすめ。
例えば、大勢の前で話すことが怖ければ、まずは少人数のグループで話す練習から始めるなど、自分にプレッシャーをかけつつ、小さな成功を積み重ね、少しずつ自信を深めていくことがポイントです。
②「自信がない」という理由で避けていないだろうか。
自信の欠如は、多くの人が経験する感情です。
しかし、「自信がないから」という理由で機会を逃すのは、自分を成長させたい!と願うのであれば、大きな損失です。
「自信」は行動からしか獲得できませんからね。
この質問を自分に投げかけることで、
「自分の強みと弱みを客観的に評価する機会」
が得られます。
自信がない領域を特定し、それを改善するための具体的な計画を立てることができますし、思い切ってその領域を切り捨てる決断もできます。
全ての領域に手を出してほどほどをねらうより、一部の領域を極端に尖らせて自分の「強み」とした方が活躍できますからね。
また、過去の成功体験を思い出し、モチベーションを高めてチャレンジすることも効果的。
どんなに小さな成功でも、それを認識して称えることで自信を培うことができます。
ちょっと視点を変えてみると、「自信のなさ」は、「完璧主義」からきている可能性もあります。
「チャレンジしたことが全て大失敗」という結果はなかなか珍しいですからね。
うまくいかなかった中にも、新しい気付きがあるはず。
「結果だけに注目しすぎているのではないか?」という視点をもってこの問いを使うこともおすすめです。
③達成不可能な目標を立てていないだろうか。
高い目標を持つことは素晴らしいことですが、それが現実離れしていては逆効果です。
達成不可能な目標は、挫折感や無力感を生み出し、モチベーションを低下させてしまいますからね。
この質問を通じて、自分の目標が「高すぎる」のか、それとも「挑戦的だがリーチ可能」なのかを見極めることができるでしょう。
目標が大きすぎるのであれば、「小さな目標に分割する」という方法も取ることができます。
さらに、目標を見直すことは、「自分の実力」と向き合うことでもあります。
実力や手持ちのリソースが足りていないのであれば、いくら理想的な目標を掲げても歯がゆいだけですからね。
目標と共に自分自身を見つめ直し、無力感に囚われるのではなく、改善の戦略を見いだしましょう。
④「〇〇であるべき」思考になっていないだろうか。
社会の期待や他人の価値観に縛られすぎると、本当の自分を見失ってしまうことがあります。
「この年齢までに結婚すべき」「この職業に就くべき」といった思い込みが、「自分らしさ」を見失い、知らず知らずのうちに、社会の規範をなぞる選択をしてしまうなんてことはあるあるです。
そんなあるあるを打破するためにも、この質問を定期的に自分に投げかけてあげることが大切。
「自分の夢」だと思っていたことが、「みんながいいね!と言ってくれる夢」だったという罠から抜け出すことができるでしょう。
大切なことは、「べき」思考を「したい」思考に置き換えてみること。
例えば、「結婚すべき」を「幸せな関係を築きたい」に変えることで、より柔軟で自分らしい選択ができるようになります。
人生においてお手本なんてのは存在しませんからね。
様々な生き方や成功の形があるように、自分の人生もその一部なのです。
そう考えると、自分らしい道を選ぶ勇気が湧いてくるのではないでしょうか。
⑤全て手放したら、何をするだろうか。
最後に紹介するこの質問は、「本当の自分の望みや情熱を探る」のに非常に効果的です。
社会的責任、金銭的制約、他人の期待など、全ての外的要因を取り除いたとしたら、何が残るでしょう。
この思考実験を通じて、自分の本質的な欲求や目標が明確になります。
それは子供の頃の夢かもしれませんし、長年忘れていた情熱かもしれません。
大切なのは、この質問から得られた気づきを現実の制約と照らし合わせ、どのようにして日常生活に取り入れられるかを考えること。
そして、「自分の人生においてそれほど重要視していないことに悪戦苦闘していないか?」と自分を振り返ることなのです。
人生における全ての願望が叶うなんてことはなかなか難しい。
しかし、自分の理想の生き方に向かって一歩ずつ進むことはできるのです。
だからこそ、この質問を定期的に自分へ投げかけ、何よりも貴重な「時間」という資源を無駄なことに浪費したり、人生においてそれほど大切ではないことで思い悩んでいないかチェックしましょう。
その気づきが、あなたの生き方の方向性を整えてくれるはずです。
▼まとめ
本記事では、「人生に迷った時に問いかけたい5つの質問」を紹介しました。
これらの5つの質問は、単なる自己分析のツールではありません。
不確実で多様性に満ちた現代社会を生き抜くための、強力な指針となるのです。
定期的にこれらの質問と向き合い、自己を見つめ直すことで、より柔軟で適応力のある思考を養い、自分らしい人生を築いていくことができるのです。
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