自分を信じる力の育て方!!~自己効力感を高める3つのアプローチ~
「自己効力感」、つまり「自分はできるんだ!」と信じる気持ちは、人生の様々な場面で私たちを支えてくれます。
心理学者のアルバート・バンデューラさんが提唱したこの概念は、自信をもたらすだけでなく、結果さえ左右することが分かっています。
さらに「自己効力感」の素晴らしさは、「その気さえあれば、育てることができる」ということ。
そう、「自分なんて…」とついつい卑屈になってしまう自分であったとしても、「私だったやればできるんだ!」と自信を育てることができる。
そんな素晴らしき「自己効力感」について本記事では、日常生活で実践できる自己効力感を高める3つの方法を紹介します。
もちろん、長期戦となりますが、ぜひぜひ心がけて、自信を積み重ねていきましょう。
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▼自己効力感を高める3つのアプローチ
では、早速、3つの方法を紹介します。
①小さな成功体験を積む
自己効力感を高める効果的な方法の一つは、実際に成功を体験することです。
ただし、ここで重要なのは、その成功体験の大きさではなく、積み重ねること。
例えば、
みたいな感じ。
「自分を褒めるだなんて」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「自分を認めて褒めてあげる習慣」というのは、科学的にも効果があることが分かっている正攻法なやり方。
いくら小さな目標であっても、それを達成し続けることで、「自分は決めたことを実行できる人間だ」という自信が徐々に育っていきます。
また、目標を可視化し、達成が積み重なっていく様子も意識することで、自分の成長を実感しやすくなるでしょう。
そんな日々の小さな積み重ねが、自分を信じる気持ちにつながっていくのです。
②ロールモデルを真似る
他人の成功を観察し、それを模倣することも自己効力感を高める効果的な方法です。
特に、自分と似た立場や背景を持つ人のサクセスストーリーは大きな影響力を持ちます。
例えば、こんな方法はどうでしょう。
みたいな感じ。
自分に自信がない状態の何が問題かというと、「行動ができない」ということでしょう。
ましてや、自信をつける方法を自分で考え、実践するなんてことはハードルが高すぎます。
だからこそ、「成功している人の行動を真似る」ところから始めてみるのも一つの方法。
似たような背景をもつ人だと、「自分にもできるかもしれない」という可能性を感じることができるでしょう。
もちろん、ロールモデルの行動をそのまま真似ることが難しい場合も多々あります。
あなたがロールモデルとして選んだレベルの人ですから、きっと、苦しい時期を乗り越え、今はそれなりの結果を出しているでしょう。
そんな成功者の日々のルーティンをそのまま取り入れては、理想と現実のギャップに押しつぶされにいくようなもの。
ぜひ、自分の状況に合わせてアレンジすることが大切です。
また、一度に多くの変化を加えるのではなく、一つずつ試していくことをおすすめします。
③ポジティブな自己対話を習慣化する
私たちは日々、自分自身と対話しています。
独り言のように分かりやすい対話もあれば、考えたくないのに頭の中に勝手に浮かんでくる言葉もあるでしょう。
この内なる声を前向きなものに変えていくことで、自己効力感を高めることができます。
例えば、こんな方法はいかが?
要するに、「自分で自分に投げかける言葉をポジティブ変換してしまおう!」ということ。
「人間は感情のいきもの」と言われるくらい、私たちの行動は、感情に左右されています。
そんな感情をコントロールしているのは、私たちの「言葉」なのです。
自分の言葉がネタティブなものだと、感情はネガティブになり、ポジティブだと感情もポジティブになっていく。
だからこそ、自分に対して前向きな言葉をかけ続けることで、徐々に思考パターンが変化し、それが行動の変化、そして結果の変化につながっていくのです。
もちろん、無理をすることはありません。
悲しい時は、存分に悲しい感情に浸りきることも大切ですからね。
▼まとめ
本記事では、「自己効力感を高めるための方法」を3つ紹介しました。
これらの方法を日常生活に取り入れることで、少しずつですが確実に自己効力感を高めていくことができます。
大切なので繰り返しますが、ポイントは、継続すること。
小さな変化の積み重ねが、やがて大きな自信となって実を結ぶのです。