「人間関係」の健康度をはかる4つのゾーンとは
「人生の幸福度は人間関係によって左右される」と知られています。
そんな「人間関係」ですが、「どんな関係が望ましくて、逆にどんな関係がよくないのか?」って、あまり明確ではありませんよね。
そんな疑問の答えになる情報を「#パートナーの力」から発見しましたので、さくっと紹介します。
ぜひとも、「人間関係」において充実感を感じている人も、方向性を見失っている人も、読んでみてくださいね。
▼「人間関係」における4つのゾーン
まずは、4つのゾーンを紹介します。
ぱっと見で分かると思うのですが、4つのゾーンのうち、救われるのは「④本物の関係」しかありません。
では、最初に「本物の関係」から見ていきましょう。
▼「本物の関係」とは
ここが人間関係において唯一の天国ゾーンでございます。
どのような場所かというと、
「あなたが『ありのままの自分』でいられる関係」
と、言えます。
過去にこんな記事を書きましたが、
「本音で話すことができる関係」こそ、自分の「メンタル」を安定させ、なおかつ「成長」につながる関係なのは言うまでもありません。
もちろん、本音で話すことで時に対立も生まれるでしょう。
しかし、その「対立」さえ乗り越えることでより深まる関係性こそ、最も価値のある関係だと言えるのです。
▼最も危険な「孤立」とは
「孤立」については、過去記事でも何回か話題にしてきました。
ここで確認しておきたいのは、「孤立」という状態が、「周囲に人がいない状態ではない」ということ。
要するに、危険なのは「孤立を感じること」であり、どれだけ周囲に人がいたとしても、「『心を許せる人間が誰もいない』と感じること」が最大の危険サインなのです。
▼「望ましくない関係」とは
「孤立」とまではいかず、なんとなく築けている人間関係の中にも危険サインは潜んでいます。
そんな「望ましくない関係」の見極めポイントは、
「自分のメンタルを著しく揺さぶってくる関係」
でございます!!
具体的に言うと、一緒にいることで、「劣等感」、「羞恥心」、「罪悪感」などなど、ネガティブな感情に囚われてしまう関係性のこと。
このような強烈なネガティブでなくとも、
「相手の評価が気になって自分らしく振る舞えない」とか、「相手の反応が気になりすぎて集中できない」というように、一緒にいることでデメリットを被ってしまう関係性は、「望ましくない関係」でしょう。
▼「偽物の関係」とは
ネガティブ関係の最期に紹介するのは「偽物の関係」です。
言葉の通り、「一見、よさそうに見えていても実は…」的なやつでございます。
どのような特徴があるかというと、
「極端な体験を通して『楽しさ』を演出している」
という関係性を築いてしまっている状態をいいます。
例えば、「たくさんの人に囲まれているんだけれど、集まっている人は、実はお金目当てだった。」みたいな感じ。
「自分を応援してくれるサポーターを周囲に集めていたつもりが、実は、YESマンだけを選んで編成されていた。」なんてのも然り。
ぼくたち人間には、承認欲求ってもんがありますし、お世辞でも褒められたら素直に嬉しいですからね。
ついつい、力をもてばもつほど、自分の周囲を固めたくなってしまうのは分かります。
ただ、「その関係性が心から自分の安心基地となっているのか?」は、冷静に見極める必要がありそうです。
▼まとめ
本記事では、「『人間関係』の健康度をはかる4つのゾーン」について話題としました。
4つ中3つが危険地帯という何とも救われないような気持ちになる記事でしたが、それだけ「人間関係」というのは大切であり複雑でもあるということでしょう。
そして、「人間関係」を築く上で、見失ってはならない大切なことは「自分自身の価値観」でございます。
ぜひとも、この記事を読みつつ、ご自身の「価値観」を明確にして「よりよい人間関係」を築いていくださいね。