見出し画像

🎮CoCゲーム『depersonalization 人格解体』があまりグッとこない…

『depersonalization(人格解体)』というゲームをご存知ですか?
クトゥルフ神話TRPGをモチーフにした、中国で作られたゲームです。
キャラクターは探索者としてカルト教団や謎に満ちた事件を調査し、ダイスを回し、大量に用意された分岐に翻弄されながらストーリーをクリアしていきます。

そんなの絶対面白いに決まってるじゃん!!!(`・ω・´)

でも、ある一点があまりにも致命的で…
実はこのゲーム…

操作キャラのグラフィックが数種しか用意されていない

初期で選べるの、たった4人です。

左側に表示されているのが選べる外見。

しかも個性が強い結構萌えキャラ路線の…。
(あるストーリーをクリアすればさらに選択できるみたいですが、それも登場するカワイイNPCをPC化しただけ)

うーーーーーーん…

うーーーーーーーーーん・・・・・

TRPGは自由度が売りなわけで、その1つが外見を自分でデザインできる点にあると思うんです…。
それなのに4種類しか選べず、部分的な形変更どころか色のチェンジさえできない。完全なモデルで4種だけ用意されているといったスタイル。

この件に関しての公式の回答。(6月フィードバックより)

上記を見る限り、公式は今後も「モデル」として用意し、細かいクリエイトはほぼ視野に入れてない模様…。ドット絵だから大変なのは解るんですが、動きを削ってでもキャラメイクには力を入れるべきだったと思います…( ˘ω˘ )

TRPGの楽しさの1つに、自分の考えたキャラクターを動かせる点にあると思うんです。可愛い女の子やイケメンの男しか外観ないなら、おじさんキャラとかできないじゃないですか…!だからといっておじさんが用意されたらOKというわけでもなく、もっと自由度が欲しい…!

私ぴくるーでメーカーを作ってるんですけど(突然の宣伝)、顔グラ部分だけでいいのでぴくるー並みの部分チェンジが出来て欲しかった。

というわけで、6月のフィードバックを読んでこのゲームを閉じることにしたのでした…。キャラメイクの自由度を謳っている(確かにステータスや特徴等は普段のCoC並みに設定できる)のに、いざやってみると4人しかグラがないという悲しいことにならないために、ここにこうして書いておきます。

ゲーム自体はそこそこ面白いのに残念…
TRPGらしいダイスの判定は面白いし、想像以上に分岐量が多く、EDも数があってまさにシナリオをやっている気持ちになります。

能力値選択画面。点数配分。
画面上の翻訳は過去に一部自分で直しているので公式表記ではないかもしれません。

あと気になっているのが翻訳です。日本語対応なものの、文量が多いぶんまだまだ未完成。私は自動翻訳を使っているのでそう困ることはないんですが…
自動翻訳についてはXUnity.AutoTranslatorを調べてみてください。

もう1つはAI解答や電子音声、創作シナリオなど中国語以外未対応な点。これはまあどうしようもない。

これは女の子になってしまった石上
実際の石上↑ 眼鏡しか一致してないぜ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?