バラの歴史とマリア様がみてる
初投稿です
マリア様がみてるの作中では、赤、白、黄の3つのバラをそれぞれ「ロサ・キネンシス」「ロサ・ギガンティア」「ロサ・フェティダ」としています。
僕は蓉子さまファンなので、ロサ・キネンシス(バラの方)を見てみたいと思って入手したのがこちらのバラです。
半つる性、一重咲きのコウシンバラです。
しかし、図鑑でロサ・キネンシスを見てみると、「木立性」「半八重咲き」「四季咲き」の赤いバラが出てきます。
では、このバラはなんなのか?マリみてに登場するロサ・キネンシスとはどの品種なのか?
気になって千葉県内で一番大きい図書館に行ったり国会図書館にも足を運んでバラの歴史に触れますと、バラの歴史とマリみてがリンクしている事に気が付きました。
僕は今野緒雪先生を存じませんので、意図して書いていたのかは全く分かりませんが、中々に面白いのです。
マリア様がみてるの作品内で登場するバラは、「ロサ・キネンシス」「ロサ・ギガンティア」「ロサ・フェティダ」「ロサ・カニーナ」
短編「温室の妖精」では、テリハノイバラなども出てきますが、それはとりあえず置いておきましょう。
僕は高校生の頃にマリみてと出会いましたが、バラはキネンシス、ギガンティア、フェティダの3つしかなかったのが増えていったのかと思っていました
ですが、バラの中でも原種とされるバラは3つではありません。
バラの原種とされている種は200ほどで、現代バラ(モダン・ローズ)の祖先とされているバラはそのうち8種だそうです。
膨大な原種の中から、なぜキネンシスとギガンティアとフェティダが選ばれたのか?
次回はそれぞれのバラに絞って書いてみたいと思います。