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12/16第4期MSリーグ第22節振り返り

最終回。
ポイントに余裕があるプレイヤーは油断することなく。
当落線上のプレイヤーは最後の追い込みを。

そして。
敗退が確定している僕は。
何をしたらいいのだろうか。

一戦目

東1局。
マンズの一気通貫か、123の三色か。

7mの二度受けを嫌ってペンチャン落とし。
保留の7s切りでも良かったが、7sくっつきのリーピンでも良しとした。

しかし下家の電光石火のアガりに阻止される。

東2局。
最下位付近にいるプレイヤーに相応しいクソ配牌。

中盤になってやっと形になってきたが、役なしドラなし赤なし愚形だらけ。
価値などない。

上家のリーチ。
当然オリる。

さらには対面のリーチも入る。
ここは二人テンパイ。

一本場。
さっきよりは遥かにマシな手。

中盤につきチー。
タンヤオ赤でいく。

都合よくリー棒2本もゲット。

東3局。
良形ターツとその他の牌でバラバラ。

タンヤオ赤赤ならドラなど不要。
ポンされなかったのは朗報。
ここは押す。

一向聴。
オリる気はない。

そこに割って入ってきたの対面。
リーチ一発ツモ。

2000-4000。
僕もこういう麻雀をしたいのだが、手牌は応えてくれない。

東4局。
アガるだけなら役牌トイツを鳴けばいいが、打点がない。

またしても対面のリーチ一発ツモ。

楽しそうでなにより。

南1局。
ここまで点差が開くとメンホンしかないか。

北は切られ、4mは枯れ、上家からリーチは入り。
ここは対面のアガり。

一本場。
ツモ次第でテンパイはできそうだが…

赤赤の一向聴になった。
これはアガりたい。

下家のアガり。

南2局。
役牌ポンに頼らないといけない手か。

リャンメンリャンメンなら白ポンだ。
他家の仕掛けがなければ1枚我慢したい気もするが、リーチ赤も白赤も大差無い。

下家の1pでロン。
ドラの7mは完全に見落としてた。

南3局。
親番だがゴツゴツした手。

中盤だがトイトイを狙う。
ここでアガれなければ、対面が放銃しない限り倍ツモ条件になってしまう。
それはいくら一発裏赤アリルールでも厳しすぎる。

無情にも下家のアガりに。
さっきのドラ切りが痛かった。
7700(切り上げで8000か?)にしておけばハネツモだったか。

オーラス。
倍ツモなんて見えない。

対面のアガりで終了。
結果的にはドラ逃しも関係なかった。

2位。
今更+4.7ptの加点など嬉しくもなんともない。

二戦目

東1局。
リーのみになりそう。

ツモはよく、一向聴まできた。
上家のリーチがきたが、白は切れるし、一発さえ回避できたら追っかけリーチも辞さないつもりだ。

しかし2軒リーチは聞いてない。
ワンチャンスの7mでオリ。

対面のアガり。
2mは当たりだったか…

2600のアガり。

東2局。
手牌の形はいい。

完全一向聴に。

捨て牌が二段目に入ってきたのでチー。
我慢したかった。

上家のリーチも、良形であることを理由に全ツ。
これが刺さる。

リーチできたかもしれない手を我慢できずにチーして放銃した僕と、リーチに踏み切って高打点を拾った上家。
放銃自体は後悔していないが、どうせならリーチして放銃したかった…
というのは、僕のワガママだろうか。

東3局。
ターツは4組。
あと1つをどう作るか。

チートイツになってきた。
だったらドラは切らなかったのに。
とはいえ、リーヅモタンヤオチートイになればトップ争いにまた加われる。

下家のリーチが入る。
幸い、余剰牌は現物なので、追いつく可能性だってある。

結局テンパイにはならず流局。

一本場。
3対子というのは好きではない。

形にはなってきたが、まだ一向聴。

捨て牌三段目なので形テンを取る。

対面のリーチが入る。
流石に形テンでは押せない。

3900のアガり。

東4局。
ドラ赤のこの手はアガりたい。

雀頭がドラ対子でできた。
ここは真っ直ぐ行く。

カン4pまで引き入れたなら、もうオリはない。

4sを引き入れてリーチ。
ここはハネツモを狙う。

マンガンあるのだから、ダマなのが正解なのだろう。
しかし、そんな上品な麻雀は、僕にはない。

下家もドラ切りリーチ。
僕だって引く気はない。
引く気がないなら、リーチだ。
あとは牌に全てを委ねる。

今回は僕の運が良かったようだ。

やっと僕らしい麻雀ができた。

一本場。
前局アガった割にはパッとしない配牌。
まあ、そんなことで配牌が決まる訳では無いのだが。

上家の電光石火の一発ツモ。

1000-2000なら、まだトップ争いに加わっていられる。

南1局。
悪くはないが、良くもない。

形で赤5p切り。
切りたくはなかったが、はたして…?

下家のリーチが入る。
257m69pの一向聴だが、ドラが出るテンパイは取りづらい。

6pツモ。
25mに取れるのは百も承知だが、カン7mに受ける。

ここは下家のツモアガり。
僕が1枚潰した6pを引くとはお見事である。

2000オール。
まだトップ争いから脱落したわけではない。

一本場。
中ポンの58sノベタンか、中雀頭のリーチか。

567三色が見えなくもないが、形優先でカン6p払い。
リーヅモドラ赤ならマンガンだ。

147sはツモれず。
対面のアガり。

南2局。
自風が対子だが、そんなポンして1000点をアガっていられる点差じゃない。

上家のリーチが入る。
ここは西対子落としで、6mくっつきとペン3pのツモを狙う。
中筋の4sも切れるだろう。

とはいえ、一向聴とテンパイの差は、まさに天地の差。
上家のツモアガり。

この終盤でのマンツモはデカい。

南3局。
發ポンの3900が落とし所か。
打点は不満だが、引き離されるのはやってられない。

上家から出アガり。
これで正真正銘のオーラスだ。

オーラス。
40半荘やった最後がこれとは、僕の麻雀は随分とシケている麻雀だこと…

987三色と發の天秤。
ここは發に狙いを定める。

發がポンできたところでテンパイ。
上家からアガる。

一本場。
1位を取るには、この手牌でもアガるしかない。

2sが欲しかったが、贅沢は言えない。
カン2sのテンパイが残ったのなら、これで行けということだろう。

僕は麻雀には期待していない。
先制テンパイも、良形リーチも、アガれるなんて期待していない。

逆に、アガれないとも思っていない。
それが愚形であれ、なんであれ。

下家の追っかけリーチに、対面がロンの発声。
これにて、僕のMSリーグは終わった。

結局、全トップ条件になってから、一度もトップを取れなかったんじゃないだろうか。
まあ、麻雀なんてそんなもんだ。

たまたま上手くいった試合もあった。
自分だけが理不尽にアガれずラスったこともあった。
リーチ後にダブドラを掴まされたこともあった。
自分の完全なるミスでラスったこともあった。

後悔はない。
これが僕の麻雀だ。

トータルスタッツ
ポイント:-510.4pt(44位)
平均順位:2.78
和了率:18.3%
平均和了点:6141
放銃率:14.6%
平均放銃点:5589
立直率:23.5%
副露率:21.5%

「第4期MSリーグ レギュラーシーズン 個人成績表」より

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