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12/4うるたまリーグ第10節振り返り

ごきげんよう、はねおかです。
チームAstreaは準決勝進出ギリギリのライン…
そして前回箱ラスの僕としては、唯一のリベンジのチャンス!

東1局

北1枚、対子多め。
七対子がメインになるか?

ソーズが濃くなってきたが、染めるほどでもない。
こうなると、3対子形は弱い、という麻雀の基本が足を引っ張る。

カン4pで受けて發をリリース。
一応面子手も七対子も狙えなくはない。面子手だと愚形待ちがほぼ確定だが、シャンポンの1mなら拾えそうか?

親のツモアガり。

まぁ、捨て牌から見れば、染めてなさそうで、かつ北も抜いてないので「そこまで高くないだろう」とは思ってはいたが、役牌暗刻で想像よりは高い手。

東1局1本場

ドラ4!
これはアガりたい!

シャンテン数は進んでいくが、雀頭がない。
25sノベタンとか?

イーシャンテン。
こうなったら赤5s切りも辞さない。

上家のリーチ。
いくら僕がドラ4だからって、流石にリーチ北北相手には振ったら高い。
發は切れるが、4s引きで2s切りにしたい。赤5sは切れる牌じゃないし、8000を黙って献上する訳にもいかない。

4sツモアガり。
また薄い高めを引いたこと…

裏ドラあってもなくても倍満。
さて、ノー和了のままじゃチームに帰れない。

東2局

また3対子。僕は七対子という役は大嫌いなのだが、嫌がらせかね?

リーチ赤なら狙えそう。

悩ましいが、5p切りを選択。
8sが一枚切られているけど、良形ターツを固定した。

対面のリーチ。
1mは単騎にしか刺さらないので切るが、テンパイ時に出る牌はどれも厳しい。

ここで現物の打3s。
一気通貫も見えるし、9pはスジなのでリーチ(高め一気通貫)ドラドラなら勝負に行っていいと判断。

テンパイ。
7pは厳しい上、一気通貫は消えた。
回るならスジ9pの対子落としになるが、残り巡目を考えると、それはもはやアガり放棄のオリに近い。だったら123pと現物を切った方がいいだろう。
僕の判断は…

危険は承知の追っかけリーチ。
36pは現物。対面が掴むかも知れないし、いずれどこかで勝負しなければズルズルとラスるだけだ。
カン裏も見られる以上、ここは押し通させてもらう。

ド生牌の白!
しかし僕に選択権はない…

まぁ…通らんよね…
これでリーチ北役役のマンガンスタート。

満貫どころか三倍満。
7s切りリーチなので、3sに受けてくれれば勝負は分からなかったが、まぁシャンポンに受けるわな…
僕もリーチ赤ドラウラウラだった訳で、ツモっていれば跳満だった訳だが、アガれない手には何の意味もない。

東3局

赤ドラあれど、中単騎にしたところで誰からも出ないだろう。
一色手にもならないし、これはメンゼン進行せざるを得ない。

ここで中をリリース。
3900になってしまうが、受けの広さには代えられない。

258s9p(とはいえ自分で8s3枚使っているので、実質25s9p)待ち。
とにかく先制リーチと言えたのは大きい。流石にラス目の親に振り込む愚は他家は避けたいだろう。
そうしているうちにツモって裏1の4000オールといきたいところ。

他家がベタオリしたところでツモ。

2000オール。
24000振って4000点では割に合わないのだが、まずはアガれたのが大事。

東3局1本場

ドラドラ。
ソーズの4連形は悪くないし、シャンポンの1p狙い、なんてのもオツだ。
東重なりは…流石にダブ東ドラドラなら鳴くか。

ソーズの一気通貫が見えそうなところに8sツモ。棒が1本多いんだよ…
とはいえリーチドラドラで両面待ちができるなら採用。

テンパイ。
ドラ跨ぎは出にくいだろう。とはいえ、ダマっていたところでこれ以上何を望めるのか。
一応ドラ引きシャンポンがあるが、1枚切れの1pと出にくいドラ待ちでは勝機は薄い。

対面の北北が怖いのは承知でリーチ。
点棒状況がダマを許さない。
ポジティブに考えれば、ツモって4000オールスタートと言いたい。

対面の追っかけリーチ。
これで対面は6sを掴んだら出してくれる形にはなったが、一発で掴んだのは2p。
ド無筋である。

しかしまあ一発で掴むかね…
一発と裏が余計だよ…
とはいえ、自分は点棒に余裕があって、多少振ってもいいし、現物待ちで、両面待ち。
僕が対面の立場だったら追っかけリーチするね。
つまりは…どうしようもない。

南1局

持ち点的にはソーズの染めに行きたいのだが、赤入りの良形ターツを崩してまで狙うかというと…
ターツも(染めに行くなら)足りないし…

広いは広いイーシャンテン。
ホンイツにならなかったが、リーチ、イーペーコー、赤で3翻。
リターンはある。

イーペーコーが消えるカン3pテンパイ。
2600点は打点に不満が過ぎる。

ツモ切り。
僕の麻雀スタイルではないが、同じ2600なら良形テンパイを打ちたいし、5pツモの高め5200は逃せない。
1000-2000で1局消化は、流石に受け入れられない。
ちなみに、試合後の牌譜検討では1s切りはどうか?という案があって、それはなるほどと思った。
タンヤオ、一気通貫も見えるし。
この時はもう高めイーペーコーのことしか頭になかった。

北ツモは悪くない。
5200出アガり、マンガンツモになる。
こうなると2p切ったのが悔やまれるが、麻雀は二兎は追えないのだ。
とはいえ、34567p156789s(3pツモはフリテンだが)と受け入れは広い。
まだチャンスはあるハズだ。

6sツモ。158sテンパイ。まぁ実質的には15sのシャンポンみたいなものだが。
流石にこのテンパイは取らざるを得ないか。

リーチ。
出アガり5200だが、この捨て牌にソーズは切れないだろう。
つまりは、ツモアガるしか道はない訳で。
逆を言えば、アガれば満貫確定だ。

北がもう1枚来た。
とはいえ、やはりこの捨て牌にソーズは切らないだろう。
やはりツモアガるしかない。

流局。
「染めたかったんですけど、流石に赤絡みのピンズは切れないですよねえ」と愚痴る。
上家も「そりゃそうだ」と言ってくれたが、欲しいのは慰めの言葉ではなく点棒なのである。

南2局

一応、最高形はリーピンイーペーコードラ1ツモのマンガンだが、愚形が先に埋まることが条件。
染めに行くならソーズだが、ドラ色がピンズで、ソーズだけじゃメンツが足りない。東はオタ風で打点にならない。染めに行くのは厳しいと言わざるを得ない。
平たい点数ならこれでいいのだが、箱下ラス目の時にもらって嬉しい配牌ではない。

ソーズばかり引いては来たが、イーペーコーが消えた。
こうなったら、7pを重ねたい。

テンパイしたはいいが、2枚切られたカン8p。
そんなリーチ、打てやしない。
ここは7p重なりか6p、赤5pか3p引きドラ単騎に狙いを絞る。

ツモり三暗刻になったが、ドラが上家に切れない。
出アガりリーのみ1600のためにドラ切りなんて自殺行為だ。

6sのワンチャンスで8s切り。
9p切ってドラのくっつきを見ても良かったが、ロンと言われたらドラ跨ぎのリーチドラ北の7700点からで、赤や裏で12000と言われかねない。ましてや一発なので12000確定な訳で、それはいくらなんでも無理筋が過ぎる。
流局してくれとお祈りするしかない。

上家の掴んだ牌は、対面のダマ8000。
さて、最後の親番。ここはアガるしかない。

南3局

ドラ赤あるが、ちと苦しい。
救いがあるとすれば、役牌3種(東・中・白)は重なれば鳴けることぐらいか。

対面は西ポン。
ソーズのホンイツか、役牌持ってます、といったところだろう。

この5p切り日和りは、悪手中の悪手。
白抑えたところでいずれ切る牌だし、6pの受けが消えるのは痛すぎる。
NAGAは三麻に対応してないので、悪手率を何%と判断するかは知らないが、少なくともラス目のラス親が選択していい牌じゃなかった。
三倍満の白を掴んだのは「俺じゃなくて牌山が悪い」と開き直れるが、これは弁解の余地がない。

1m689p4sのイーシャンテン。
親の北ドラ赤。9pツモイーペーコーでもリーチせざるを得ないだろう。点棒状況的に。

ムダヅモの2連続の後は、無情なるツモの声。

まぁ…でしょうな、といった手。
258sに取れるなら、オタ風ポン発進していっていいだろう。
アガりトップだし、多少放銃したって、親は箱下で、2位との点差も開いている。

まぁ、5pを残していたとて、テンパイは出来なかった訳で、日本結果論協会の僕としては「どっちにしても詰み」だったのだが…
それを言えるのは、ちゃんと頑張ったプレイヤーにのみ許された言い訳であって、危険牌を抱えた上に受けを狭めるという、何やってんだか分からない日和りプレイをしたヤツが言っていい言葉ではない。

結局、24000放銃があろうがなかろうがラスだった、ということになる。
麻雀である以上、運は切り離せないし、頑張ったプレイヤーが報われるゲームじゃない訳で。
最後の悔しい選択ミスと、なんでもいいから結果として1位が欲しいというチームの期待には、応えられなかった。

2戦目のモリアーティさんもラス。
僕が仮に1位を取っていたらとか、僕がラスを引いたからといって打牌がブレるような人ではないが、いたたまれなかった。

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