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ビブリオバトルの恐怖
ごきげんよう、はねおかです。
さて、皆さんは「ビブリオバトル」をご存知でしょうか?
ビブリオバトル (Bibliobattle) は2007年に京都大学から広まった輪読会・読書会。「ビブリオ(書籍)」+「バトル(戦い)」の名のとおり、参加者はそれぞれ自分が推薦する本をプレゼンテーション式に紹介し、討論のように競わせるという方式を特徴とする。
本への理解とプレゼンテーション力を深めるというイベントですね。
本家ビブリオバトルはただ自分のプレゼンテーション力だけ必要でしたが、僕がやったのはPowerPointの資料作成の練習も兼ねていたので、プロジェクターにPowerPointの資料を写して、カンペを見て、発表するというルール。
で、僕が発表したのが「少女終末旅行」です。
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僕が家出をして、車上生活者となった時にも、実家から持ち出したマンガ。
文明が崩壊した世界で、文明を知らないチトとユーリの観点から、文明を知るという、非常に面白いマンガです。
第50回星雲賞受賞は伊達ではありません。
で、このプレゼンはそれなりに好評で、何票か票をもらいました。
まあ、そこはどうでもいい(別に僕の好きな作品は僕が好きであればそれで良く、誰かに好かれても好かれなくても構わない)のですが―
問題は「第2回目があるか?」という事です。
さて、僕のKindleを見てみると―
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百合漫画と麻雀本しかない…
そうです。
紹介する本がないのです。
ONE OUTSとエースをねらえ!くらいですか。百合漫画でも麻雀漫画でもないのは。
ただ、エースをねらえ!は古いですね。
あと、両者共に全20巻と18巻は長いので、オススメできないですね。
ただ、この2冊は検討していいでしょう。
HELLSINGとドリフターズは、相応にエログロ要素が入るので、万人向けではないですね。
やがて君になるは百合漫画であることを抜きにしても面白いっちゃ面白くて、確か東大生が「読解力や思考力の勉強になる」って紹介してました。
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ただ、これもまた万人向けとは言えないですね。
あと、僕の好きなキャラは侑でも燈子先輩でもなくて佐伯先輩なので、どちらかというと「佐伯沙也加について」を推したいんですが、これはやがて君になるを読んでないと面白さ半減なんで…
バード 最凶雀士VS天才魔術師は、これは麻雀知らなくても読めるんですが、リメイクにあたって性的描写が過激化したんでオススメできないですね。
ムダヅモ無き改革なら、まだ勧めやすいですかね。
麻雀知らなくても読めますし「点-F15」だの「世界の首脳が麻雀を打つ」だの「国を統べる人なのだから豪運を持ってて当然」だの、インパクトがあります。
紅殻のパンドラは、全26巻と長いですが、SFなので勧めやすいですね。
シロマサ世界の説明を時間内にし切れるか(電脳化と全身義体と生命・オリジナルとコピーの差とか)がキーになりますか。
統計学のマージャン戦術は、まず「統計から分析する」という事で、「野球の話からセイバーメトリクスの説明」をして、そこからどう持っていけるかどうか。
アリ寄りのアリ。
次回が無いことを願っています。