28日目...こんな夢を見た
昨日の朝、驚きと感動と共に目が覚めた。
直前まで見ていた夢のせいだ。
夢でこんな感情を味わったのは、初めてだ。
なんて、大げさ過ぎると思われるかもしれないが、私にとっては本当のことなのだから仕方がない。
どんな夢かというと...。
夫と二人で椅子を買いに来ている。店内には気に入った椅子がなかったので、私は図々しくも、「他に椅子を置いてある場所はありますか?」と店員さんに聞いてみた。すると、あるというので、案内してもらうことに。
デパートの裏階段のような階段を降りていくと、階段上に幼児用のパイプ椅子(?)が沢山積み上げられていた。更に降りて行くと、折り畳み式の収納用家具(?)みたいな物が、これまた沢山積まれていた。
収納家具(?)みたいな物は、まあまあ私の好みに合った物で、(これなら椅子の代わりになりそう。別に椅子じゃなくても良いんじゃない?)と思った。直後、(こんな簡易な物なら、別に無くたって良いんじゃない?)(っていうか、そもそも椅子自体いらないんじゃない?)
三段論法じゃないけど、三段階の思考を経て達した結論は、「椅子を買いに来たのに、椅子は必要ないことに気づいた」だった。その瞬間、妙にホッとした自分がいた。
この夢を私なりに分析すると、『椅子』は、社会的地位やポジション、自分の居場所などを象徴していると思うので、「椅子は無くてもいいや」と思えたのは、「社会的地位に価値を見出せなくなった」「社会的に認められなくても、自分で自分を認められるようになった」などの意識があるのかもしれない。また、椅子という物体が無くても、自分のいる所が自分の居場所。世界中どこへ行っても大丈夫、と思えたのかも知れない。見えない椅子が私の後ろについて来てくれる感覚…。
こんな素敵な夢を届けてくれた宇宙に感謝いたします。