【投資】この先は、A面のスタグフレーション懸念、B面の決算プレイ!
10月、乱高下が続いている。米国大統領選(11/5)の前月はそういうものらしい。アノマリーによると、大統領選挙の年の10月~翌4月は、基本的には「いい時期」なので、早く選挙イベントを通過してほしい。
共和党のトランプ氏が当選となった場合は、インフレと景気悪化が同時に起こるスタグフレーションの懸念もあるようだけど。
A面のスタグフレーション懸念
簡単に解説すると、移民排斥と関税強化の政策が悪さをする。移民が来なくなることで、労働力が不足し、それがインフレ圧力になる。加えて、関税が上がると、海外から買うものが高くなるのでこれもインフレ圧力。
どちらも、消費者を置き去りにした外部要因によるインフレだから、物価の上昇に消費者がついていけず、その結果、「不景気なのに物価が上がり続ける」という状況になる。
「モノが売れないときは、モノの値段が安くなる」の基本的なメカニズムが働かない! 絶望的な経済状況なので、もちろん株価も低迷する。スタグフレーションはめったに起こるものではないらしいけれど……。
まあ、警戒するに越したことはない。
(※民主党を支持するわけでもありません。大きな政府は余計なことをするから好きではないです)
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B面の決算プレイ!
大統領選挙と前後して、日本は決算発表のシーズンになる(3月決算企業の中間決算)。この時期に話題になるのが、決算プレイをするかしないか、決算またぎをするかしないかというもの。
そういう話になるのはなぜかというと、決算前後で株価が大きく動くから。決算直前は、こうなるんじゃないかの思惑で株価が動き、発表されると、その答え合わせをもって、株価がズドンと動く。
その動きを利用して、儲けようというのが「決算プレイ」だし、決算をまたぐとどうなるかわからない不安な心理を「決算またぎ」という言葉で表したりする。
いずれにしても、短期視点だ。長期投資家は気にしないと思う。では、半年~2年くらいを投資期間とする中途半端なわたしはどうするのか?
決算またぎをするし、決算プレイもする。
それはもう喜んで。ポートフォリオを動かす絶好のチャンス。
どうして、短期投資家ではないわたしがこんなにアグレッシブなのか?
それはわたしの投資法のベースとなるのがバリュー投資だからだ。ディープバリュー投資と表現してもいいかもしれない。𝕏ではネタで「ディープバリュートラップ投資家」を名乗ったりもしている。
割安の度合いを計算したバリュースコアの上位は、こちらの記事で公開(↓)
保有している銘柄がそもそも割安なのだ。だから、決算発表後に大きく株価を下げたとしたら、喜んで買い増す。もちろん発表内容によって、スコアの計算の前提が狂わなければ!
逆に大きく株価が上がったものは、割安の水準によっては売る。
このシーソーのような動きによって、利益が確定できるとともに、ポートフォリオ全体のバリュー度がさらに上がる。よりディープバリューなわたしになる。
だからわたしは、決算発表の時期が大好きなのだ。
わたしの突撃したものがバリュートラップでないことを祈るばかり。
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