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2025年は暴落が怖い!(バブルと信用創造は紙一重)

資産形成に関心のあるすべての人が、常に頭の片隅に置かなければいけないもの。

暴落。

そのタイミングを予想できる人間は存在しない。だけど、仮説ならいくらあってもいい。どのシナリオにも対応しなければいけないのだから。


暴落のサイクル

金融の世界にバブルはつきものだ。金融危機は10~20年に一度発生すると言われている。ChatGPTに聞くとこんな感じ。

過去の金融危機を振り返ると、大きな危機は10〜20年ごとに発生している傾向があります。以下は主な事例です:

ChatGPTとの会話より
  1. 1929年:世界恐慌

    • 米国株式市場の暴落がきっかけで、世界的な経済不況が発生。

  2. 1973年:オイルショック

    • 原油価格の急騰により、多くの国でインフレーションと不況が同時進行。

  3. 1987年:ブラックマンデー

    • 世界の株式市場が一斉に暴落。

  4. 1997年:アジア通貨危機

    • 東南アジア諸国の通貨危機が広がり、経済不安が連鎖。

  5. 2008年:リーマンショック

    • サブプライムローン問題が引き金となり、世界的な金融危機に発展。

  6. 2020年:COVID-19パンデミックと金融市場の混乱

    • 新型コロナウイルスの影響で株式市場が急落。各国の金融政策が混乱を抑える役割を果たした。

たしかに10~20年の周期で発生している。もう少しいろいろなかったかな? ITバブルなど、金融危機以外の市場の暴落を加えたらどうだろう。

ITバブル崩壊や他の経済的・市場的な暴落も含めると、市場暴落はさらに頻繁に起こっていることがわかります。特に、金融危機に限定せず、株式市場や資産市場の大幅な調整を含めると、暴落の発生頻度は5〜10年に1度程度となることが多いです。
以下に、金融危機以外の大きな市場暴落を加えたタイムラインを示します。

ChatGPTとの会話より

市場暴落とその概要(金融危機以外を含む)

  1. 1929年:世界恐慌

    • 米国株式市場が約90%の下落。金融危機と広範囲の経済不況を引き起こす。

  2. 1973〜1974年:オイルショックによる市場暴落

    • 原油価格が急騰し、インフレーションが急拡大。株式市場が急落。

  3. 1987年:ブラックマンデー

    • 1日で米国株が22%下落する史上最大級の暴落。原因はプログラムトレードと市場心理の悪化。

  4. 1990年:日本のバブル崩壊

    • 株式市場と不動産市場の暴落。日経平均は約40,000円から20,000円を切るまで急落。

  5. 1997年:アジア通貨危機

    • 東南アジア諸国の通貨が急落し、地域経済と株式市場が大幅下落。

  6. 2000〜2002年:ITバブル崩壊

    • ハイテク株が急騰後に暴落。NASDAQはピークから約80%下落。

  7. 2008年:リーマンショック

    • サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機。

  8. 2011年:欧州債務危機

    • ギリシャをはじめとする欧州諸国の債務問題が表面化し、金融市場が混乱。

  9. 2015年:中国株式市場暴落

    • 中国の株式市場が約40%下落。世界経済への影響懸念で波及。

  10. 2020年:COVID-19パンデミックによる暴落

    • 株式市場が数週間で30%以上の下落。各国の金融緩和政策で急速に回復。

そうそう、こんな感じ。5年に1回と思っていたほうがよさそう。2025年は、2020年のコロナショックから5年後にあたる。

暴落のタイミングを当てられる人間などいないので、個人的な勘で書くけれど、2025~2026年あたりが怪しい……。

タイミングがいろいろ重なっている。市場の暴落のサイクルはそのひとつ。

米国大統領選を基準にしたアノマリーでも、大統領選の翌年とその翌年は良くないと言われている。

他には、コロナショック後のインフレに端を発する、前例のない急激な利上げ。あれだけのことをして、副作用が本当にないのだろうか。

市場サイクルでいう「逆業績相場」(利上げが景気を冷やし過ぎて企業業績が悪化する状態)をすっ飛ばすことができるのか?


金融の神髄、「信用創造」とは?

そもそもの話になるが、現代の金融制度はバブルありきで成り立っている。

決してバブルを作りたくて作っているわけではないのだが、金融のメリットがバブルのディメリットを大きく上回っているので、「許容せざるを得ない」イメージ。

金融の仕組みが神なのは「信用創造」にある。たとえば、100万円を、10倍にも100倍にも1000倍にもできる。

現金100万円を担保に、金融機関が証券Aを発行するとする。この時点では「現金100万円」と「証券A」があるだけ。しかし、「証券A」を担保に、さらに「証券B」を発行することができる。

わかりやすくそれぞれの証券を100万円とすると、最初の現金100万円をテコとして、「証券A」と「証券B」で200万円を調達することが可能になる。

「証券B」を担保に「証券C」を発行、「証券C」を担保に「証券D」を、と繰り返していくと、調達できる金額がどんどん膨れていく。嘘のような話だが、金融の世界はこうして成り立っている。

これはすごいことだ。たとえば、100万円で橋を一本かけられるとする。信用創造の仕組みがなければ、町に一本しか橋をかけることができない。

だが、100万円を5倍にできれば、橋を5本かけることができる。

橋が一本しかない社会と5本ある社会、どちらが豊かか言うまでもない。

しかし、なんとなく想像がつくと思うが、膨らんだお金は、しぼむ側に動くこともある

以降は、信用創造の仕組みによって、今後どのようなバブルがもたらされる可能性があるのか考察してみました。

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