地の底を掘り進むかのような、バリュースコアTOP3銘柄(24/10/20)
先週帰ってきたばかりの伝説の企画。わたしが日々の投資判断に使うスプレッドシートの上位銘柄を共有する試み。長年の投資ノウハウの結晶です。
そもそもバリュースコアとはなんぞやという話だが、わたしの投資手法のベースは、バリュー投資と言われるもので、推測される企業価値に対して、株価が大幅に割安になっている銘柄に投資をする。
(※先週も読んでくださった方は適当に読み飛ばしてください)
実際には、チャートの形や定性情報も大事にするが、「十分に割安であること」を前提とすることで、大きな失敗が防げる。
チャートや業績の伸び方だけに着目した投資手法は、短期間で大きな利益が狙えるいっぽう、同じくらい大きな損失を出すリスクがある(よく株価が半分になったとか、1/10になったとか騒いでいるのを見たことがないだろうか)
目先の動きにとらわれず、企業の業績と財務から、株価の割安さの度合いを計算して投資することで、株価が半分になってしまうようなリスクを抑え、長期的には大きな上昇を狙うことができる。
その割安さの度合いがバリュースコアだ。バリュースコアを計算することで株価がどれくらい上昇する可能性があるのか、推測することができる。
※ 考え方の細かな部分は、下記のマガジンにまとめてあります(↓)
たとえば、以前の記事にも書いたプール運営の「JSS(6074)」のバリュースコアを計算すると以下のようになる(10/13時点)。
【バリュースコア(総合)】
(利益水準と財務状態から見たときの割安さ)
5点
※10点以上:すごく割安、20点以上:あまりに割安(マイナスは割高)
【バリュースコア(事業)】
(主に利益水準から見た時の割安さ)
10点
※10点以上:すごく割安、20点以上:あまりに割安(マイナスは割高)
【バリュースコア(財務)】
(主に財務状態から見た時の割安さ)
ー10点
※10点以上:あまりに割安(マイナスは割高)
「バリュースコア(事業)」が10点なので、利益水準から見れば魅力的なのだが、「バリュースコア(財務)」が悪化してしまっている。他にもスコアの高い銘柄は多くあるので、現時点では、無理に投資しなくてもよさそう。
バリュースコアを活用すれば、このような投資判断がくだせる。
現在のわたしは、何百銘柄ものバリュースコアをスプレッドシートで管理して、日々の投資判断に役立てている(もちろん、スコアが高くても問題があると判断した銘柄は除外している)。
バリュースコアの大きいTOP3を共有すると、このようになる。
今回、福証銘柄も追加した(※福岡証券取引所)。
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