六月の毒

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いつも人知れずに咲いている
紫陽花

なんでだろう
昔から紫陽花は淋しい感じがする


お寺の入り口
路地裏
古ぼけた橋の下
忘れてしまった誰か…

顔に似合わず毒を持っていて
花言葉は
「移り気」「浮気」「冷酷」
なのに
「元気な女性」
「辛抱強い愛情」


六月
とある雨上がり
森のトンネルを抜けた先の
日だまりの中で見つけた紫陽花


そこでじっと咲いて
誰を待っているのだろう

いつも写真、記事を読んでいただきありがとうございます。 マイペースに楽しみながら発信していきます。