HANDY SYSTEMS マンスリーレポート | 2024年11月号(2024年11月1日~11月30日)
いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。
今月もHANDY SYSTEMSの自動売買システムの運用状況と市場分析についてご報告させていただきます。
1. 私たちからのメッセージ
HANDY SYSTEMSは「Always with you」という理念のもと、お客様に寄り添った自動売買システムの開発・提供を行っております。
激動する市場環境の中でも、一貫した運用方針と堅実なリスク管理により、お客様の資産形成のお手伝いを継続してまいります。
2. 2024年11月の市場環境サマリー
GBP/JPYの相場動向と特徴
2024年11月のGBP/JPYは、大きな値動きを見せました。
月初197.72円からスタートし、11月6日には199.51円まで上昇する場面もありましたが、その後は下落基調となり、月末には190.74円まで下落しました。
月間の値幅は約7円(700pips)に及び、ボラティリティの高い展開となりました。
参考情報:Yahoo!ファイナンス GBP/JPY チャート
3. 主要なマーケットイベントとその影響
1. 金融政策動向
イギリスの金融政策において、BOE(英国中央銀行)は11月7日に政策金利を4.75%へと引き下げを実施しました。
この決定はインフレ抑制を主な目的としていましたが、市場の反応は限定的なものにとどまりました。
特筆すべきは、継続するインフレ見通しの不確実性が、むしろポンドの下支え要因として作用した点です。
2. 経済指標と市場動向
11月の市場は、複数の重要な経済指標の影響を受けて推移しました。
特に注目すべきは、堅調な米国の経済指標を背景としたFRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ観測の後退です。
また、国内では石破首相による日銀の追加利上げに対する否定的な発言が市場に影響を与え、結果として円安ドル高の展開が継続しました。
この動きは、GBPJPY相場にも大きな影響を及ぼしています。
3. 国際政治経済情勢
政治経済面では、特に三つの重要な要因が市場を動かしました。
第一に、米国大統領選の動向とその結果への警戒感が市場全体のリスク選好度に影響を与えています。
第二に、英国の新たな予算案をめぐる不透明感が、ポンド相場の変動要因となっています。
第三に、将来的なトランプ政権が世界政治に与える影響への懸念が、市場参加者の慎重な姿勢を誘引しています。
4. 運用実績の詳細分析
📊EAポートフォリオ構成
BLESSING for GBPJPY(マジックナンバー:84001)
通貨ペア:GBP/JPY
時間軸:30分足
取引スタイル:スイングトレード
最大ポジション数:1
📊パフォーマンス概要
11月の運用結果
月間純利益:13,088円
取引回数:9回
勝率:56%(9取引中5勝4敗)
総獲得pips:133.8pips
スワップ収益:356円
月末残高:846,311円
レバレッジ:1:500
📊取引分析
📈好調だった取引
11月5日~7日のBuy取引
獲得pips:181.6pips
利益額:18,616円
成功要因:BOEの利下げ前の上昇トレンドを捉えた取引
📉改善が必要な取引
11月14日~15日のBuy取引
損失pips:-90.5pips
損失額:-9,002円
分析:トレンド転換点での逆張りとなった
📊リスク管理の状況
当月は以下の方針でリスク管理を実施しました:
ポジションサイズを0.1lotに固定
損切り・利確ポイントの適切な設定
最大ドローダウンの管理
5. システム開発状況
💡現行システムの改善
「BLESSING for GBPJPY」のパラメーター最適化を継続
市場環境の変化に応じた調整を実施
💡新規開発状況
現在、以下の新システムを開発中です:
新通貨ペア対応新作EA
※詳細は開発完了後にお知らせいたします。
6. 今後の見通しと運用方針
💡市場見通し
BOEの金融政策の動向を注視
年末に向けた市場流動性の変化に対応
政治経済イベントの影響を考慮
💡運用方針
堅実なリスク管理の継続
市場環境に応じた柔軟な対応
システムの継続的な改善
7. おわりに
HANDY SYSTEMSは、「Always with you」の理念のもと、お客様の資産運用のお役に立てるよう、今後も精進してまいります。
ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
※本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としておりますが、投資勧誘を目的としたものではありません。投資にあたってはご自身の判断でお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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