教員の働き方
教員の働き方について、たくさんのメディアで取り上げられ、その都度色々な意見が述べられています。
私自身は、残業代が支払われないとか、休憩がないだとか、家で授業準備するだとかいったことに、否定的な意見を持っていません。
(もう麻痺しているからかもしれません・・・笑)
確かに、公立中学校時代は大変だったなと思います。
新卒一年目で中学1年生の担任を持ちました。
部活は卓球部副顧問。
書写主任になっていましたし、市内の文集の選定委員、校内のISO担当(ゴミの量、電気代、水道代などを報告し問題点があれば改善を促す)あたりもやっていた気がします。
部活については大変さはなかったのですが、わけあって5月に男子バスケ部の主顧問になってからは、大変でした。
土日は部活と練習試合。
未経験なのに審判の講習会に参加して、審判をやるように促される。
いつしか、土日に学校行くのが当たり前になっていました。
そして、土日に出勤しないと不安にかられるようになりました。
幸い、生徒や上司には恵まれて、楽しく仕事ができました。
ただ、保護者対応は下手くそだったため、ある保護者から目をつけられてしまっていたことを記憶しています。
いまでこそ、そんな言葉は流してしまうと思いますが、同期からの言葉にストレスを感じていたと思います。
同期の中でも、講師出身の同期でした。
「新卒教員は、どんなに頑張っても講師出身には追いつけない。」
なんで、教育者がこんな言葉を言うのか、腹立たしさしかありませんでした。
若さもあって、3年目までたどり着きましたが、ふとしたときに
「この生活を一生続けられるのか」
と心配になりました。
私は3年で公立教員を辞めました。
現在は小学校教諭をしています。
定時に帰ることもできれば、急な休みにも対応してくれます。
もちろんストレスを抱えることもあります。
休憩もほとんどありません。
ただ、公立中学校時代よりは、健康的な生活を送っています。
適度にできるラインとできないラインを線引しているからだと思います。
そのできないラインというものをそろそろ日本全国で線引したほうがいいと思います。
保護者にお願いすること
地域にお願いすること
警察にお願いすること
弁護士にお願いすること
心理職にお願いすること
そのあたりを、その道のプロに委ねられたらいいのにと思っています。
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