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バースデー・マウンテン【ソロ・ヌーディスト・クライマー】

こんにちは こんばんは
ハンサムです。

しばらくnoteを放置していました。
今日は誕生日記念に、登山した話を綴ります。


2X歳が終わった

振り返り

本格的なアラサーの1年が始まった。
日々迫りくる老いの恐怖。

・更年期障害
・孤独死
・老後の貯蓄 etc…

ひとりで生きていくなら、これらの恐怖を全て単独で乗り越えなければならない。
何という地獄。
生きることは『四苦八苦』ー…
まさにそのものである。

だがしかし…
ひとりでいることは、自由であるということ。
この2X歳の1年は、人生で一番自由奔放に生きた1年と言っても過言ではない日々でした。

何度も飛行機や新幹線に乗って旅に出かけ、会社に属しているものの好きなタイミングで休みを取って、好きなタイミングで飲み会に行って。

これまでの人生は割と真面目に、
両親や学校、時には恋人といった縛りに背かずに過ごしてきたため、
この1年間はとても自由で。孤独な日々でした。

あっ!急にバットが入ってしまった…いけないいけない。

でも、総じて良い1年だった

これといった、人生一大イベントはなかったけれど
(結婚しました!子供が出来ました!栄転しました!昇格しました!等)
良い友人・良い職場に恵まれて、概ね満足な1年でした。

昨年ランニングにハマり、毎日のように走り回っていたら、とても気持ち良かったけれど、
膝を痛めてしまって…

今年は引っ越しを機に、
7月からジムに通い始めました。

そして、
元々アウトドアスポーツが好きだったこともあり、
秋に、人生初単独登山で陣馬山へ行き…
初めて大自然を独り占めした感動は、
忘れられないものになりました。
(大山や乗鞍岳に、恋人や友人と行ったことはあったのですが…単独登山には、それにしかない良さがありました。)

また、4月に行った白馬旅行。
朝一エコーランドから見たアルプスの山々は、言葉に出来ない美しさだった…。
人生色々あったけれど、自然に癒されることの多い1年でしたね。

アルプスの山々 曇りでもこの美しさ


そして、2X回目の誕生日

そうだ、山に行こう

実は今日というこの日の予定…
ギリギリまで会社へ行こうか、
有休を取ろうか、迷っていました。

12月3日・4日と、
誕生日前日も当日も予定がなく、
誰かを飲みに誘う勇気もなく。

独りぼっちで惨めな思いをするくらいなら、
会社へ行った方が職場の皆に祝ってもらえる!と。

だがしかし!

天気は晴れ。
まだ東京近郊、私が登れるような山々は積雪無し。
雪山装備の無いハンサムでも、山に登れる…

そうだ、私には山があるじゃないかー…


山に登るということ

まず、「山に登れる」

これは素晴らしいことです。
何故なら、健康な体があって、体力があって。
時間が丸1日あって、良い天気があって。
なんて素晴らしい。天からのお恵みだ。

まさに"ベストコンディション"!!

そして、
山登り中は何かに悩む暇なんてありません。
将来の不安とか、上手くいかない人付き合いとか。
過去の過ちとか、ちゃんと伝えられなかった言葉とか。

そんな先のことじゃなくて、
そんな前のことじゃなくて、
登山中に考えなきゃいけないのは、
その時、その瞬間の物事です。

・疲れた
・水足りるかな?
・天気は大丈夫だろうか
・道は逸れていないか
・クマ、ヘビ、ハチなどの外敵は?
・ペース配分や時間は問題ないか
・膝や足首に異常は無さそうか

自分が置かれている環境に、感覚を研ぎ澄ます。
耳で音を聞き、目で見て状況判断し、
常に身の安全を考えながら過ごす。
こんなにも生きていることを実感出来るのは、他に無いんじゃないでしょうか。

それに、無事に下山出来た時の安心感や達成感は、なにものにも代えがたい。

まさに、
誕生日に行うアクティビティとして最適!!

今日の山行について

今日の予定はこうだ。

5:00 起床
5:30 出発
7:00 高尾駅到着
7:12 小仏行きバスに乗る
7:30 小仏バス停から
   景信山→城山→高尾山→稲荷山
   所謂「奥高尾」を縦走
12:00 高尾山口駅近くの温泉で整う
   帰宅

という、神ルート!
土日なら人が竹下通り並みに多く、ムカムカする高尾山も、月曜日なら心配無いだろう、と。

そして山を登る 生きて帰る

結論から言うと、
城山までは完璧だった。
景信山の眺望は最高だったし、
人が少なくて俗世を忘れることが出来た。

景信山 山頂より

高尾山ゾーンに入ってからは、人が多く…
竹下通りレベルでは無いものの、
金曜日の新橋くらい人がいて、辛かった。

アー!!!

女はアラサーになると、
・スピリチュアル
・オーガニック
・不倫
どれかに走ると言われている。

私が走ったのは、肉体の強化!自然との遊び!
これは、
"オーガニック"に近いような、
"スピリチュアル"に近いような・・・

山は神秘的で、毎日美しい。
そんな世界に人混みは似合わない。
これはもしかして…スピリチュアル…

そんなこんな(?)で、今日も無事に下山が出来た。
途中で何か野生動物と出会ってしまったような気もするけれど、今、ここに生きている。

それは素晴らしい事であると、登山後なら確かに実感することが出来る。
今日も安全に山行を終えられた事に感謝。
これはスピリチュアル。

下山後はいつもどおり温泉へ

何を話しているか、分からなくなってきたところで
Birthday・noteを終えようと思います。

最後に

2X歳のハンサムも、よろしくお願いします!

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