【非モテ】ぬいぐるみに話しかけない方がモテるだろうけど

私はぬいぐるみが好きで、日々写真を撮ったり話しかけたり撫で回したりして癒しを得ている。

可愛がり方の一例




家族や友達に対して、ぬいぐるみにアフレコして話かけてしまうこともしばしば。





最近、

「ぬいぐるみばっか可愛がってるとモテないぞ」
「彼女がぬいぐるみに話しかけてたら引く」

と言った言葉をよくかけられる。



たしかに、私は生粋の非モテだ。

大人になってさらに拍車がかかったように非モテ化が進み、そのうちのひとつがぬいぐるみ溺愛かもしれない。



そもそも、ぬいぐるみと話すのがマイノリティ側だと実感したのは割と最近だ。

ぬいぐるみ劇場があって当たり前の家庭で育ったゆえなのか。



もう少し一般的なウケや人気が欲しいとも思ったが、

横ですやすや寝ているぬいぐるみを見たら、

この寝顔を本気で愛おしいと思えて、穏やかで心地の良い気持ちで抱きしめられる感性を持つことの方が私にとっては幸せなのではないかと思えた。

たまたま横ですやすや寝ていた魔人ブウ





だって人間って裏切るじゃん。



自分の好きを殺して、この幸せを失って初めてモテる対象って、どれだけの価値があるだろう?




やっぱり自分は心の奥底で、

多くの異性からの好意や賞賛から得られる悦びを放棄したとしても、

この愛おしいぬいぐるみたちとの生活の方に価値を感じてしまってるんだなと実感する。



私は男好きだし色恋沙汰への興味も強いし、本当はモテたい。

非モテ故に歪んでしまった要素も多くある(どちらが先かは微妙)。

それでも私は、おそらくぬいぐるみに話しかけたり、ぬいぐるみ越しに人に喋りかけたりすることをやめることもできない。

今日明日すぐに私を支え、慰め、笑い合い、癒してくれるのは人間ではなくぬいぐるみだから。


そんな私の姿を見て、一緒に笑ってくれるような人がいつか現れることが今の私のかすかな夢かも。

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