Gretchen Parlato / Lean In & Live Report

年末年始、いかがお過ごしでしょうか?
2024.12.28〜29に神戸で行われた、グレッチェン・パーラトのライブに行ってきましたのでアルバムと共にライブレポートをお伝えしたいと思います♪

グレッチェンは、2004年頃から注目を集め、2020年代に入ってからもグラミー賞に2回ノミネート(計3回)されることから、現代ジャズの最高峰として紹介されることもあるボーカリストです!

神戸に来る前は、Blue Note TOKYOで3days公演を行っており、こちらも“Holiday Songbook“と題したツアーの一環でした。

@100BAN HALL

そんなに声量を張るタイプの歌手ではないですが、流石に5日間連続は堪えたのか、マグカップで何か飲みながら歌われていました。

それにしても、パフォーマンスは圧巻でした!インスト(楽器)の場合、歌うように演奏することを心掛けている奏者は多いと思うのですが、グレッチェンは逆で、「弾くように歌う」といった表現が正しいのかもしれません。

ボーカルというスポットを浴びるフロントではあるけれど、ピアノ・ベース・ドラムのリズム隊と溶け合うような、不思議な音が流れていたように思います。声自体に物凄く特徴がある訳ではないですが、こういうスタイルを取れるからこそ、他のアーティストがセッションしてみたいと思うのでしょう。

また、インストメンバーも実力派だったことから、それぞれの周りには日本人のジャズミュージシャンも多数プライベートで来ておられました。ブルーノートと違い、自由席のアットホームな会場だったので、間近で感じられるモノがかなりあったのではないでしょうか?

ツアータイトル通り、クリスマスソングも何曲か歌ってくださり、中でも一番良かったのは「Have Yourself A Merry Little Christmas」です。よく耳にする有名な曲ですが、自分がライブで聴いた中では、間違いないなくNo.1だったと感じました。おそらく音源化されていないのが残念です……

Gretchen Parlato
Mark Guiliana

終演後、アルバム購入者のサイン会がありました。グレッチェンと、旦那さんかつドラマーのマーク・ジュリアナ夫婦からいただけました。
またここに戻ってきてね、と伝えたら良いお返事を貰えましたので次が楽しみですね。
それでは、2024年の66thグラミー賞ノミネートアルバム「Lean In」を聴きながら〜Happy New Year🐍

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