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将来の夢『介護士』という子供はいる?

看護師になりたい、お花屋さんになりたい、パイロットになりたい・・・。子供たちが集まる場ではよく耳にします。

ドラマやアニメでも、サッカー選手やアイドル、お医者さんなど、イメージがわくものを視聴する機会があります。


では、介護士の職業を知る機会はありますか?
「お年寄りの世話をする仕事」「大変そう」・・そんな感想が多く聞かれます。

将来なってみたいという関心がなければ、それについて勉強しようとも関連の大学へ行こうともしない。当たり前ですよね。


どれだけの人材が必要になる?

以下は、厚生労働省が推計した介護職員の必要数についての情報です。

  • 2023年度には約233万人(約22万人/年の増加)

  • 2025年度には約243万人(約32万人/年の増加)

  • 2040年度には約280万人(約69万人/年の増加)



処遇改善は本当に未来がある?

介護士の処遇改善はもちろん大切で行うべきことだと思いますが、それだけに固執して方針を固めると、

  • 休みがとれる

  • 給料がいい

  • 求人がある

  • 外国人でも就職できる

その条件で集まってきた方が増えます。本当に介護職へ志がある人材が減るとすれば、介護士の質の低下へ繋がり、離職者の増加やトラブルも懸念されます。


ポイントは
①幼少期、学生の内からの介護教育

②介護職のOJTの充実では・・・

①学生ができること

『潔癖症』『せっかち』な人は介護職に向いていないと言われることもありますが、向き不向きではなく、学生の内に一律、体験の機会をもつことがあってもいいのではないでしょうか。中学生の野外活動があるように泊まりでの介護活動も取り入れてほしい、本気で願っています。

人間的に成長できた

自分含め、人の一生を大切に考えるようになった

私自身は介護業界でこの2点を得たことで、人生が激変しました。

こんなに人の中身が成長できる職業なかなかない!と思ってほしいのです。


②スキルアップとは無縁?

自分が現場にいた頃は、この先、スキルアップができるのだろうか。。という不安がいつもありました。一般企業と比べると、役職や部署の少ない業界で『利用者の介護目標』を優先的に考えてしまう風潮があります。介護士の方の中には『社員本人の個人目標』が思いつかない、という方も多くいるのではないでしょうか。

私は介護職へ転職するまでは、地元の金融機関に勤めておりましたが、銀行では転勤が当たり前です。新入行員は窓口業務をまず覚え、その後、融資や窓口相談、営業などへ配属されます。融資から営業、または違う地域の店舗へ・・と定期的に異動があります。

大手企業でもないとなかなかできない配置換えではありますが、自分自身を高め、成長することができます。

また、訪問介護、施設介護、通所介護のパターンをジョブトライアルで定期的に体験することも介護士に必要であると感じます。なぜかと申しますと、その介護方法が当たり前だと思い、修正できなくなるからです。

それぞれの対応法を学ぶことで、柔軟な考えのもと介護と向き合える。
資格取得時だけではなく、プロとして各部門での体験は必要だと思います。


介護職の方々が起業する時代へ

介護職として起業する選択肢も増えていいのではないかと感じています。現場にいて感じてきたことを生かすことも、これからは必要です。
チャレンジできる、自らのスキルをもって稼げる、という希望があれば、更に魅力的な業界になるのではないでしょうか。


やりがいや魅力の発信こそが、子供たちへの夢『介護士!』にも繋がると信じたいです。



私がこれからやりたいこと

やはり重きを置くのは子供たち!介護士という仕事や地域の助け合いを身近なものに感じてもらう為、模索しながらではありますが、楽しんで構想しています。

手の大切さも同時に伝えながら。。。

これからの発信で少しずつお伝えできたらと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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