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ハンズの良音探訪#4「ミツメ/Ⅵ」

初めまして!ペンタ池袋ハンズサイド店長のマッスルと申します。

「ハンズの良音探訪」って事で、音楽スタジオの店長である私マッスルが日頃インスタやpodcastやキュレーションサイトなどでディグったり、Apple Musicサーフィン(「このアーティストを聴いてる人はこんなのも聴いてます」を使って様々な関連アーティストに飛び気がつけば1,2時間経過してしまう楽しく危ういネットサーフィン)、Spotifyサーフィンでピンときたバンド、音源を紹介していく記事となっております。

ミツメの新譜が良い。
唐突な書き出しをしてしまいましたが、本当に良い。
今一番ホットに感じれているうちに記事にしておこうと思い書き始めている次第でございます。

彼らの6枚目のアルバムになる「Ⅵ」。

正直ミツメの他の作品を聴き込んでいるわけではないので、純粋に比較はできないのですが、個人的には今作が一番良い。

とにかく何よりドラムがいい。
派手なドラミングではないので一聴すると特に違和感も無く聴けるんですが、よくよく聴くとかなり緻密で複雑なビートを刻んでいる。
全編に渡ってドラムのビートがとても気持ちよく聴いていて楽しい。

ギターの絶妙な音数の少なさ、隙間も毎回センスしか感じないのですが、その隙間で聞こえてくるハイハットやスネアのニュアンスが絶妙。
聴けば聴くほど色んな発見のあるアルバムです。

Vo.川辺さんの声も風格というか妙な落ち着きがあって、スピッツの草野マサムネさんに近いような無二感を感じてきている。

日本のインディの中でも毎回良質な音を聞かせてくれる希有なバンドですが
10年以上のキャリアを迎えて今が一番脂が乗ってきている時なのではないでしょうか。こんな素敵な音を出すバンドが日本に居てくれるのは純粋に嬉しい。
他のもちゃんと聴こうっと。

ではまた!

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