ハンズの良音探訪#2「WHITNEY」
初めまして!ペンタ池袋ハンズサイド店長のマッスルと申します。
「ハンズの良音探訪」って事で、音楽スタジオの店長である私マッスルが日頃インスタやpodcastやキュレーションサイトなどでディグったり、Apple Musicサーフィン(「このアーティストを聴いてる人はこんなのも聴いてます」を使って様々な関連アーティストに飛び気がつけば1,2時間経過してしまう楽しく危ういネットサーフィン)、Spotifyサーフィンでピンときたバンド、音源を紹介していく記事となっております。
今回で2回目の記事になります。
本日は「WHITNEY」の「Forever Turned Around」を紹介したいと思います。
WHITNEYはアメリカ、シカゴ出身の2人組インディーロックバンドです。
言わずともわかっていると思いますが、ホイットニー・ヒューストンとは何の関係もありません(本人たちは好きかもしれないけど、わからん)のであしからず。
メンバーはGt.のマックス・カケイセックとDr./Vo.のジュリアン・アーリックです。Dr.がヴォーカル取ってるインディバンドって珍しいっすよね。
ジュリアンは元々アメリカのサイケデリック・ロックバンド、アンノウン・モータル・オーケストラ(Unknown Mortal Orchestra)でドラマーをしていて、マックスはシカゴ出身のインディー・ロックバンド、スミス・ウエスタンズ(Smith Westerns)でギターを担当してました。一時期ジュリアンもスミス・ウエスタンズのサポートドラマーとして参加していた過去があり、それで意気投合してWHITNEYを結成した、って感じみたいです。
ちょっと脱線しますが、ジュリアンがやってた(今もやってる?)Unknown Mortal Orchestraってバンドも3rdの「 Multi-love」が当時巷で話題になったイケてるバンドですので、気になる方はそちらもぜひ。
話を戻しまして、WHITNEYのForever Turned Aroundは彼らの2ndアルバムになります。インディロックは昔から好きで良くディグっているのですが、その中でも自分的インディレコードTOP3に入るのではないか(そんなランキング作ったことないけど)、というくらいの名盤。捨て曲がない。
まず何より1番に耳に飛び込んでくるのがVo.ジュリアンの透き通るようなファルセットボイスです。耳心地がいいとても美しい声..アウスゲイルやヨンシー..程じゃないけど負けないくらい素敵な歌声です。
どの曲も素敵ですがアルバムタイトルにもなってるForever Turned Aroundとかめちゃ素敵です。
メロディ、演奏もフォーキーでどこか牧歌的な温かい印象でジュリアンの歌声にバッチリハマってます。日本人の耳に馴染みのいいメロディラインな感じもしますね。古いようにも感じるサウンドメイクなんだけど、決して古くない、今の時代にもマッチしている絶妙なアレンジ、サウンドだと思います。
ライブもちゃんと素敵なんですよねー。
生でみてみたいなぁ..
今回は2ndを紹介しましたが、1stの「Light Upon the Lake」、最新作のカヴァーアルバム「Candid」もとても素敵なので興味があればそちらも聴いてみてください!