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「共感なしに売上なし?お客さまの気持ちを動かす3つのポイント」


ハンドメイド作品を販売していると、「なぜ売れる人と売れない人がいるのだろう?」と悩むことはありませんか?

「材料にこだわっているのに、なぜか売れない…」
「安くしているのに、お客さんが来ない…」

そんなときに大切なのが、「お客さまとの共感を生み出すこと」です。

同じようなアクセサリーでも、「ただのイヤリング」ではなく、「特別な思いが込められたイヤリング」として伝えられると、お客さまの心に響きます。

では、どうすればお客さまに共感してもらえるのでしょうか?この記事では、共感を生み出す方法を、ハンドメイド販売の視点から具体的にお伝えします。


1. なぜ共感が売上につながるのか?

① 人は「この作品は自分のためにある」と思えたときに買う

ハンドメイド作品は、大量生産のものとは違い、作り手の想いやストーリーがこもっています。それをお客さまに伝えられるかどうかで、売れ行きが大きく変わります。

たとえば、シンプルなピアスを売るとします。

A:普通の説明
「シンプルなゴールドのピアスです」

B:共感を生む説明
「仕事や育児で忙しくても、パッとつけるだけで上品に見えるピアスです。シンプルだけど、さりげなく輝くデザインにこだわりました」

Bのほうが、「私のためのピアスかも!」と感じてもらいやすくなりますよね。

② 競争が激しい今だからこそ、「共感」が選ばれる理由になる

ハンドメイドマーケットには、たくさんの作家さんがいます。その中で「どれを買おう?」と迷ったとき、最終的に選ばれるのは、「この作家さんの想いに共感できる!」と思った作品です。

例えば、次のようなストーリーがあると、お客さまの心に響きます。

「昔からアクセサリー作りが大好きで、自分の作品で誰かを笑顔にしたいと思っています」
「子育ての合間にひとつひとつ心を込めて作っています」

こうしたメッセージがあると、作品に対して「ただのアクセサリー」ではなく、「想いがこもったアクセサリー」として特別な価値を感じてもらえるのです。


2. お客さまに共感してもらうために考えること

① 「どんな人がこの作品を気に入ってくれるか?」を考える

「誰にでも合う作品」ではなく、「特定の人に響く作品」にすると、共感を得やすくなります。

例えば、布小物を作っている場合。

NG「いろんな場面で使えるポーチです!」
OK「小さめのバッグにもすっぽり入る、忙しいママのためのポーチです」

こうすることで、「私のための作品だ!」と感じてもらいやすくなります。

② お客さまの気持ちを知る

どんな人がどんな理由で作品を買ってくれているのか、知ることが大切です。

●購入者さんの声をチェックする
「このポーチ、意外とたくさん入って便利!」と言われたら、そのポイントをもっと伝えると良いですよね。

SNSのコメントをよく見る
「こういうデザインが欲しい!」という声があれば、それに応えることで共感を生むことができます。


3. 共感を生むための具体的な方法

① 作品の「裏側」や「想い」を伝える

ただ作品を見せるだけでなく、「どんな想いで作ったのか」を伝えると共感が生まれます。

例えば、ハンドメイドキャンドルを販売している場合。

NG「ナチュラルな香りのキャンドルです」
OK「夜、リラックスしたいときにそっと火を灯すだけで、ほっと癒されるキャンドルです」

このように、「使う人の気持ち」に寄り添った言葉を入れるだけで、ぐっと伝わりやすくなります。

② 「あなたのため」のメッセージを入れる

作品の紹介文に、「あなた」を意識した言葉を入れるのも効果的です。

NG「このネックレスは〇〇の石を使っています」
OK「頑張るあなたをそっと励ます、小さなパワーストーンのネックレスです」

お客さまは、「これは私にぴったりだ!」と思った瞬間に、購入の決め手を感じます。

③ お客さまの声を紹介する

すでに購入してくれたお客さまの感想を紹介すると、他のお客さまの共感を得やすくなります。

例えば…

「このバッグ、思ったより軽くて使いやすいです!」
「大切な友達へのプレゼントに選びました。とても喜んでもらえました!」

こうした感想があると、「私も欲しい!」と感じてもらいやすくなります。


参考にできる部分があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね!


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👇チップもありがとうございます。
また次回も記事を書かせていただきますね。


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