委託販売でのマーケティングの重要性
minneやCreemaで販売している作家さんは委託販売でも同じ作品を出していませんか。ネットと委託店ではお客様も異なります。当然それぞれラインナップを変えたほうが効果的なのです。
ハンドメイド作家にとっての3つのマーケット
ハンドメイドアクセサリー作家が販売する方法は主に3の手段があります。
1.minneやCreemaなどのアプリ、サイトやECサイトでの販売です。
2.ハンドメイドイベントへの出店です。
3.お店に販売を委託する委託販売です。
実はそれぞれ違ったお客様へのアプローチと作品作りが必要なのです。
1 オンラインショップ
1つ目のオンラインショップに関しては皆さんそれぞれの顧客をお持ちだと思います。楽天やAmazonとは違い掲載されてる莫大なハンドメイド作品の中から自分の作品を見つけてもらうという行為は正直めちゃくちゃ難しいです。顧客は作家それぞれのSNSなどを通じて訪問する人がほとんどです。わたしもフォロワーが増えるまではなかなか買ってもらうことはできませんでした。今はInstagramに簡単に広告が出せるのでキレイな共感できる写真を頻繁に投稿しフォロワーさんを増やしましょう。
2 イベント出店
2つ目のイベントはコロナ禍で自粛が相次いでいますが、お客様と直接対話して反応を見れる貴重なチャンスです。ディスプレイや商品の説明などとても勉強になるので積極的に参加しましょうね。
3 委託販売
そして3つ目がレンタルボックスを含む委託販売です。
わたしも駅ビルやデパート、商業施設のショップで委託販売店のスタッフとしてたくさんのハンドメイドアクセサリーを販売してきました。
そこで感じたのはオンラインショップ、イベントのマーケティングと委託販売のマーケティングは全く違うと言う事でした。ご来店されるお客様の様子を観察すると特定の作家さんの作品を目的に来店される方は1割にも満たなかったと思います。新作の販売日や作家のSNSを事前に見てほしい作品をリサーチして来られるより、ほとんどのお客様が「アクセサリーがほしい」という漠然とした目的だけを持って来られると言うことです。オンラインショップで希望の商品を見に行くのではなく委託販売店では事前の情報なしに皆さん新鮮な視線で作品を探されます。たくさんの作品の中から自分の作品を見つけてもらうのは至難の業だと思います。
委託販売だけ売れない作品もある
自分のオンラインショップでは即完売だった作品も委託店では全く反応がなかったという経験はわたしもたくさんありました。自身のInstagramやショッピングアプリのフォロワー、いわゆるファンの方に販売するのと不特定多数のお客様に販売
するのは異なるのです。もし委託店だけが売れない状況では新たに委託店に合わせたマーケティングが必要です。もちろん店頭でもオンラインショップでも人気の作品はあったらそれは人気定番作品として作り続けるのがベストだと思います。
詳しい委託店での商品作りやマーケティングについては次回にお話ししたいと思います。ありがとうございました。
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