新ツール『minnePLUS』の上手な使い方を徹底解説!
ハンドメイドサイトminne(ミンネ)からリリースされた新しいツール、『minnePLUS』ってご存知ですか?
これはminneでの販促活動に便利な機能を利用できるサブスク型の有料ツール。
minnePLUSの紹介ページ
https://minne.com/lp/minne-plus
そこで今回は新ツール『minnePLUS』についてわかりやすく解説していきます!
Minneプラスは他のSNSと何が違うのか?上手な使い方と
書くべき内容・書かない方が良い内容をそれぞれご紹介しつつ、そもそもハンドメイド販売で発信から注文を作る基本的な流れも併せてご紹介します。
興味のある方は参考にしてみてくださいね。
minnePLUSとは?
minnePLUSは、minneでの販促活動に便利な機能を利用できるサブスク型の有料ツール。
今後販売促進の機能が色々増えていくようですが、現段階でサービス提供されているものは・・
というもの。
具体的には、
『レター』と呼ばれるページに伝えたい内容を書いて(レターは複数作れます)、このレターを、プッシュ通知でフォロワーさんにお知らせすることができるサービスです。
これまで、ネットショップでは作家側からお客さんとコミュニケーションをはかる方法ってほとんどなく、自分のSNSに誘導してお知らせを受け取ってもらうかメッセージ機能でのマンツーマンやりとりしかできなかったのですが、
今回のこの機能はいわば、
すでに集まっている自分のファンに対して伝えたいことをスムーズに配信できるというのが嬉しい機能です。
ではこのminnePLUS、
私たちハンドメイド作家が使うとしたらどんなふうに使ったらいいのか?
ここからは、押さえておきたい特徴や注意点をご紹介しつつ、
そもそも作品を買ってもらう際にお客様(フォロワー)への発信って
どう考えていったらいいのか?
ということを紐解きながら解説します!
ネット上で『発信から注文を起こす』3ステップ
まず、ネット上で自分の発信によって注文を起こすには3ステップの流れがあります。
というとてもシンプルな流れです。
これは、作品販売もレッスンビジネスもコンテンツ販売も同じです。
ちなみに、集客してSNSにたくさんのフォロワーさんがいてもなかなか注文に至らない・・という場合には、
この第2ステップの『教育』という部分が弱いか、もしくは作家さん自体にその『教育をする』という発想・感覚が抜け落ちてしまっている可能性が。
逆に言えば、”教育”の観点からSNSや書く内容を考えていくと、今いるフォロ
ワーさんで、同じ商品であっても売れ行きをおおきくアップすることだって全然可能なんですよね◎
ステップごとに適した場所を使う!
先ほどお伝えした3ステップ。
集客→教育→販売
ですが、それぞれ適している使うべき媒体(場所が)があります。
それが・・・
minnePLUSで担うのは、この教育の部分です。
ちなみに、プッシュ型でスマホの端末まで情報を届けられるという点で、他のSNSの中ではLINE公式と同じポジションであると言えます。
違う部分があるとすれば、
1、すでにフォロワーさんが集まっているという点と、(新たに一から集客しなくていい)
2、自分のショップに直接紐付いている点。=minneで展開する商品販売に関してのお知らせに限られるというところ。
minnePLUSを使う時の注意点
プッシュ型SNSツールは、発信したい情報をユーザーさんの手元まで届けることができるので本当にありがたいツール。
でも、同時にそれゆえの注意点もあります。
それは・・
興味を持たれない内容だと、簡単にブロックされやすいということです。
(ブロックではなくとも、フォロー外しやプッシュ通知をオフにされるなど)
LINE公式アカウントのブロック率の平均はほぼ20~30%と言われていて、
本来自分が情報を欲っして登録したはずのアカウントであっても、発信が煙たがられてしまうと簡単にブロックされてしまいます。
minnePLUSではブロック機能はないにしても、発信する情報や内容に関しては少し慎重になる必要があるのですね。
minnePLUSで発信すべき内容とは?
発信内容に関しては、制約や制限がある訳ではないので状況や作家さんによってもちろん色々なパターンがあると思うのですが、
ここでは、
「私だったらこんな内容を発信する!」という2つの内容をご紹介してみようと思います。
逆にあまりおすすめではない発信内容は、
・作品の魅力や想いを長文で力説
・制作風景や自己紹介など商品以外のご紹介
・お客様の声
など。
要は、自分が伝えたいか?ではなくお客さんが伝えて欲しいと思っているか?という角度から考えていくのがコツです◎
ハンドメイド販売の『プッシュ通知』は軽い情報がコツ!
先ほど書いたようにネット上で発信する中で注文に繋げるステップは、
集客ー教育ー注文ですが
通常、「教育」というところで、商品の深い魅力を知ってもらい「よし、買おう」と買うべき理由などを感じてもらうのですが、
作品販売の場合、プッシュ型の発信ツールでの『教育』をしようと考える時には、あっさりしてる方が良かったりします◎
なので、例えば
「残り一個です」とか「先行予約の方法はこうだよ」、「何日から販売開始だよ」
みたいな、欲しい人がスムーズに買えるようにする為の情報周知がここでいう「教育」と思うとわかりやすいかと思います。
いわば、minnePLUSのフォロワーさんはすでに自分のショップをフォローしてくれている人たちなので、魅力を力説したり買うことを無理やり説得しようとする必要はなく、
自分のファンやいつか買おうと思っているような「濃い見込み客」たちに向けて、ルールを守って、作家側が買って欲しいものを買って欲しいタイミングで買ってもらうための情報を発信するツールと考えるとシンプルです。
ミンネプラスは、まさにこの部分なのですね。
ちなみに・・
商品の魅力をミンネプラスで長々と力説したり、制作途中のものの紹介や、アトリエでの作業風景の紹介、お客様の声などを発信するのはちょっと違くて、これらはインスタなどの集客(プル型)のSNSで発信するのがおすすめです◎
プッシュ型SNSのフォロワーは数より質!
プッシュ型SNSというのは、プル型であるインスタやYoutubeなどよりもフォロワー数が少ないのは当然のこと。
なのでこの数字を無理やりに増やそうとする必要はなくて、むしろプッシュ型SNSは『数より質』がとても大切だったりします。
買ってもらことありきの情報や商品のダイレクトな宣伝を送るので、
ちなみに・・・
私は実家のブドウ販売をLINE公式アカウントで発信しているのですが、フォロワーさんは150人くらいしかいません^^
けど、実にほぼ9割の方が買ってくれているのですよね。
こんなふうに、プッシュ型のSNSツールというのは基本的には注文をもらうこと前提での話になるので、
本当に興味のある人にしか届かない(届けない)というのも重要だったりします。
↑
ここ重要!
まとめ
ということで今回は、
新しくminneから出されたツール、minnePLUSについて
活用のポイントと書くべき内容・書かない方が良い内容、そして他のSNSとの比較など多方面から解説しました!
まだサービスの拡大などもあるようなので楽しみですね!
これから使ってみようかと思っている方の参考になれば幸いです。
また、ハンドメメイドなど個人販売をするときの発信の考え方についても併せて参考にしていただければ嬉しいです。
田口さやか