ハンドメイド作品 写真の撮り方(基本編)
こんにちは。
ハンドメイド作家のnezuです。
インターネットでのハンドメイド販売で大事なものって、なんといっても写真ですよね。綺麗な写りの作品は、作品そのものが洗練されてみえるので購買意欲が高まりますし、怪しくない「信用できる作家さん」という雰囲気がでます。
今日はそんな写真の撮り方について、気を付けたいことのお話です。
ハンドメイドのネット販売は写真が10割!?
「ハンドメイド作品が売れるか売れないかは、写真で決まる」と言っても過言ではありません。
なぜなら、ネット販売では実際の作品を手に取ることが出来ないからです。得られる情報のほとんどは「写真」と「説明文」になるのですが、まず、写真が良くないと説明文さえ読まれません。
もし、ハンドメイド作品が全く売れない方がいらっしゃったら、それは写真に問題があるかもしれません。
写真の撮り方を変えるだけで、お客さまに実際の作品がどんな「色」・「カタチ」のものなのか伝えたり、実際に「使っているシーン」をイメージさせてくれます。
明るい写真は、実際の作品の色が分かりやすい
まず大前提として、暗い写真は選ばれません。どんよりとした薄暗い雰囲気は作品のイメージを下げてしまうばかりか、実際の「色」がわかりません。お客さまが実際のお店てみることが出来るように、作品の色がしっかりと伝わる写真を撮ることが必要です。
写真を加工しなければ、実際の色になるというわけではありません。撮った写真が実際の色よりも暗く写ることはよくあるのです。その場合は、スマホのアプリやパソコンのソフトなどで、色を補正して正しい色に直しましょう。
明るい写真を撮影するコツ
・室内であれば、電気はつけず自然光で撮影する
・晴れている日を選んで撮影する
・加工ソフトで、明度・コントラストを調整する
作品のカタチが写真を見ただけで分かる
色をクリアしたら、次は「カタチ」です。お客さまは、実際に手に取ることが出来ませんから、さまざまな角度・距離から写真を撮ることが大切です。
一般的なハンドメイド販売サイトでは4~5枚くらいの写真しか掲載することが出来ませんが、写真は多ければ多いほど情報量が多くなりますので、出来るだけたくさんのバリエーションの写真を用意しましょう。
また、手の上にのせたり、実際に着用してみるなど、大きさが比較できるものがあると販売に繋がりやすいです。作品単体の写真と他に大きさがわかるような写真を別々に用意するのも良いですね。
カタチが分かる写真のコツ
・正面・裏・横・斜め・上・下から撮影する
・アップの写真で素材感が分かるように撮影する
・手の上にのせたり、着用するなど大きさが分かるように撮影する
実際の使用シーンをイメージできる
色とカタチを伝えたら、最後は「使用シーン」を伝えることです。たとえば、アクセサリーでも和装に合わせたら素敵なものや、夏に映えるアクセサリーなど、実際に使うシーンがイメージできる写真を撮ると販売に繋がりやすいです。
たとえば、街の服屋さんで服を買うときに、マネキンが着ているコーディネートが素敵だと思うことがありますよね。もしこれが、単に平置きされていたら、どんな合わせ方をするか自分で考えなければなりませんし、どう着こなしていいかわからないものは手に取りにくいものです。コーディネートをすることで、「こんな風に着るのが素敵ですよ」とアピールできます。
また夏のアクセサリーならば、貝殻などと一緒に撮影してビーチに映えることをアピールしたりするのもいいですよね。
このようにお店の販売スタッフになったつもりで、実際の使用シーンを提案してあげることが大切です。
使用シーンをイメージさせるコツ
・実際の着用写真を撮影する
・作品イメージに近い小物と一緒に撮影する
いかがだったでしょうか。
作品の写真から伝わる情報は思っている以上に多いものです。お客さまが不安にならず購入できるよう、よりたくさんの情報を提供することを心掛けたいですね。
今日もご覧くださりありがとうございました。
それでは、また次のnoteでお会いしましょう。バイバイ!