ハンドメイド作家になって良かったこと
こんにちは!
ハンドメイド作家のnezuです。
もうハンドメイド作家になってからしばらく経ちますが、この生活が幸せだなあと思うことが結構あります。もちろん、お仕事なので大変なことや辛いこともありますが、それでもこの仕事が出来て良かったと思うことがたくさんあります。
今日はその中の3つを紹介したいと思います。
1.誰かに指示されたり、命令されたりしない
会社員時代は、上司がいて、同僚がいて、兎にも角にもチームワークが大切でした。でも、ハンドメイド作家は基本的に何をやるにも一人で決めて、一人で決めます。
自分がやりたいと思うことを自分なりに計画を立て、目標を立て、自分で時間を管理しながら制作をし、期日までにお客さまにお届けします。
なにもかも自由に決められるので、自分の生活スタイルに合わせて仕事をすることが出来ます。朝が苦手で夜型の人なら、夜に仕事をするのもいいですし、今日は休んで次の日にやろうと思えば、その通りに出来たりします。
逆に、責任もすべて自分で負います。
人間なので誰だってミスをします。お客さまにお詫びをすることだってあります。自分のほかにお詫びをしてくれる人はいませんし、そうなってしまったのは自分の責任なので誠意をもって対応するしかありません。でも、会社員の時のように誰かのミスを一緒に謝ったりすることもありませんし、その逆もありません。
そういう意味では、とても気楽です。
2.目標を立てて、達成するのが楽しい
毎月の売上を安定させることは、簡単なことではありません。
何か一つヒット商品が出たら、ずっとそれだけを作っていればいいと言うほど、ハンドメイド作家という仕事は甘くありません。同じ商品だけではお客さまに飽きられてしまいますし、続々と新しい商品が出てくるハンドメイド作家さんはとても魅力的です。
つまり、ハンドメイド作家を続けていくには、定期的に新商品を出し、どんなものが喜ばれるのか日々試行錯誤して、常に小さな工夫を積み重ねていかなくてはなりません。
そんなとき、毎月の売上目標を立てると、そんな試行錯誤の結果が目に見えてとても楽しいのです。今月は新しい商品をたくさん出したから、売上が良かったとか、この商品の類似品を出したらリピーター様が購入してくれたとか、ハンドメイド作家として作品を作りながらも、小さな経営者として日々経営を分析することが楽しみでもあります。
また、目標は大きすぎず、ちょっと頑張れば達成できる程度のものがモチベーション維持に効果的です。「先月より売上を〇万円多くしよう」とか、「毎日〇個以上作品を作ろう」とか具体的な数字にするのが良いと思います。
3.お客さまに感謝される
上記ではそうは言っても、ハンドメイド作家としてのモチベーションはやっぱりこれです。お客さまからの反応はどんなものでも心に響きます。
自分の作ったものが喜ばれて、感謝され、今後の活動を応援して頂ける…、ハンドメイド作家としてこんなにも嬉しいことはありません。こうしたお客さまとの温かなコミュニケーションは、ハンドメイド作家ならではのものかもしれませんね。
またハンドメイド作品を購入するお客さまは、お客さま自身もハンドメイドで作るのが好きだったり、作家を応援するのが好きだったりするので、自分の作品への想いを素直に届けるのも効果的です。ファンになってくださるお客さまは、何度でもショップに通ってくださいますし、お友達やご家族のプレゼントにも購入し作品を広めてくださいます。
お客さまから感謝される瞬間は、もっとお客さまの期待に応えられるような作家活動をしようと気持ちを新たにできる瞬間でもあります。また、もっとたくさんの方に自分の作品を知って喜んでもらえるように頑張ろう、と活力が湧いてくる瞬間でもあります。
いかがだったでしょうか。
ハンドメイド作家を仕事にすると、こんな良いことがあります。一人自宅に籠って行う作品制作はある意味孤独な作業かもしれません。でも、だからこそ、お客さまとの繋がりやご縁がとても嬉しく思えてくるものです。
皆さんの作品が、たくさんの方との出会いに繋がりますように。
今日もご覧くださり、ありがとうございました。
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう。バイバイ。